论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=64317&page=1 先週末、長崎市に行って、国際平和シンポジウム「核なき明日へ 61年目のナガサキから」を傍聴した。第1部では、少女時代に長崎で被爆した作家・林京子さんが、今の長崎の高校生と被爆を伝えることを語り合った。 上个星期我去长崎市旁听了国际和平专题讨论会《从第61年的长崎看无核的明天》。讨论会的第一部分是少女时代在长崎遭受到原子弹爆炸的作 林さんは99年、米国が世界初の原爆実験をしたニューメキシコ州を訪ね、爆心地に立った。「大地の底から、赤い山肌をさらした遠い山脈から、褐色の荒野から、ひたひたと無音の波が寄せてきて、私は身を縮めた。どんなにか熱かっただろう——」(『長い時間をかけた人間の経験』講談社文芸文庫)。 地上初の被爆者は、沈黙を強いられた無防備な「荒野のものたち」だった。動員されて働いていた長崎の兵器工場で被爆したあの日には流れなかった涙が、あふれてきたという。 地球上最初的被炸者是这些被强迫沉默了的无防备的“荒野之物”。她被炸的那天正好被动员在长崎兵工厂劳动,据说那天没有留下的泪水在这一天迸发了。 第2部では、この核時代の日本の針路を考えるパネル討論があった。その密な論議は、3日に掲載予定の紙面でお読みいただくとして、第3部に登場した秋吉敏子=ルー・タバキンカルテットのジャズ演奏のことを記しておきたい。 讨论会的第2部分是小组专题讨论这个核时代的日本的行动方向。这个稠密的讨论,预计3日报纸会刊登,大家都能读到。我在这里想把第3部分出场的秋吉敏子和Lew Tabackin Quartet的爵士演奏情况作一下纪录。 この日のために秋吉さんが作曲した「NAGASAKI」が、優しく、軽快なリズムで奏でられた。平和を取り戻す喜びと、そのかけがえのなさとをうたっているようだ。 アンコールは、秋吉さん作の「ヒロシマ」の中の「ホープ」だった。人類初の被爆地への思いは深く、タバキンさんのサックスは、うなり、吠(ほ)え、泣いた。ナガサキの地にヒロシマが流れてゆく。それは、二つの都市が一つになって世界に発する平和への「希望」のように響いた。 在观众要求下,又演奏了一曲秋吉创作的《HIROSIMA(广岛)》中的《希望》。对人类第一次遭受原子弹爆炸之地的感情是那样得深厚,Tabackin演奏的萨克斯如呻吟,如狂吠,如哭泣。HIROSIMA(广岛)乐曲响在了NAGASAKI(长崎)的土地上。这如同两个城市成为一体,向世界发出的对和平的“希望”之声。 |
2006年08月01日の「天声人語」
文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语