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新潟の地震の被災地に雪が積もった。〈空ひびき土ひびきして雪吹ぶくさびしき國ぞわが生まれぐに〉。地震後に、合併で魚沼市となった旧堀之内町出身の歌人、宮柊二の作である。
新泻地震的受灾地被积雪覆盖了。(划破天空冻裂大地的成了被漫天雪花覆盖的雪国。)这是地震后,合并到鱼沼市的旧崛之内町出身的个人宫柊二的作品。
この歌を刻んだ石碑が、母校の堀之内小学校に立つ。地震で倒れ、クレーンで戻した。宮さんが作詞した校歌を掲げた体育館は強度が落ち、危険で使えない。昨日は終業式で、いつもなら体育館で午前中に開くのを、各教室で午後からにした。地震後に休校にした分を少しでも取り返そうと、午前を学習にあてたという。
这首诗歌被雕刻在石碑上,立在母校崛之内小学。因为地震倒塌了,用起重机将其恢复了原位。登载了宫先生做词的校歌的体育馆强度下降,危险得不能使用了。昨天的毕业典礼,也由从前的上午在体育馆举行改为下午在各自的教室举行。据说虽然只是很少部分地追回地震后停课的部分,上午学习了。
児童が校歌を歌う時、教室のテレビに歌詞が流れた。「あざやかに 立ち並ぶ 三つの山……」。3番に、こうある。「限りなく 星光る 冬の空 ふるさとの空は教える ゆめもって 寛(ひろ)く大きくあれと」
孩子们唱校歌的时候,歌词显示在教室的电视上。“鲜明地 排列着的三座山峰啊”第三回,还有这样的词汇。“夜空中无限的星光 告诉我这是故乡的天空带着梦想 变得宽广”
「星光る」からは、今年、長野の高原で初めて星の光を見たという盲学校生の記事を思った。4歳で失明し、2年前に口の粘膜から「角膜」を作る手術を受け、視力を得た。白い瞬きが、彼女の一番星だった。長野と山続きの新潟の冬空に、星は限りなく光るだろうか。
“星光”让我想起了今年长野高原的第一次看见星光的盲校学生的事情。四岁失明,2年前接受了用口腔粘膜做角膜的手术,重获光明。白色的光芒是她见到的第一颗星。长野和山川起伏的新泻的冬日的夜空,星光无限光明吧!
宮さんは、郷里の学校の校歌を幾つも書いた。「青空をわたって行くよ 白い鳥 空高く ゆっくり大きく力づよく わたってゆくよ われらも 行こう 心つよく 心たかく」(長岡聾(ろう)学校)
宫先生给故乡的学校写了几首校歌。“白鸟掠过蓝天 天空高远 慢慢地强劲有力地飞翔我们也满怀信心意志坚定地要飞翔”(长冈聋学校)
86年に他界した時、歌人の近藤芳美さんが、宮さんの作風を「自分の内面を見つめ、人間の孤独をうたい続けた」と述べた。内面の凝視から生まれた人間への寛くやわらかな励ましが、校歌の向こうから聞こえてくる。
86年故去时,歌人近藤芳美称宫先生的写作风格为“挖掘自己的内心世界,继续歌颂人类的孤独 ” 。从校歌的侧面可以听到,从歌人内心的凝视而产生的对人了的宽容而柔和的鼓励。