贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。
http://www.kantsuu.com/bbs/list.asp?boardid=121
秋の心を愁といい、古来、秋には憂愁がつきまとってきた。とりわけ秋の雨は心を重くし、今年の秋雨は、ひときわ憂いを誘う。
秋天的心情可以用一个字来形容----愁。自古以来,秋总是和忧愁相伴,尤其是秋雨使人心情沉闷。今年的秋雨格外引人担忧。
この言葉はあまりに鋭すぎるだろうか。「秋風秋雨、人を愁殺す」。清に対して革命を企てたとして1907年、33歳で刑場に散った秋瑾の言葉である。彼女は調べに黙秘を貫き、渡された紙にただ先の言葉だけを記した。辛亥革命のさきがけといわれ、英雄視される彼女の辞世の言葉には、悲憤と哀愁が入りまじる。
此言或许是过于尖锐了吧。“秋风秋雨愁煞人”这是策划革清王朝命的33岁的秋瑾于1907年在刑场就义前的话。她拒不回答审训,只是在递来的纸上写了上面这句话。她被称为辛亥革命的先驱者,在女英雄的就义毫言中交织着悲愤与哀愁。
フランスの詩人のつぶやきも心にしみいる。「秋の日の ●オロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し。」(ヴェルレーヌ「落葉」上田敏訳)。詩人は、鐘の音に過去を思い出して涙し、落ち葉にさだめなき我が身をなぞらえて慨嘆した。
法国诗人的名句至今铭刻在心。“秋声悲鸣,犹如小提琴在哭泣。悠长难耐的阴郁,刺痛了我心脾。”(魏尔伦《落叶》上田敏译)。诗人在钟声中回忆起过去的往事不禁凄然泪下,他把飘无定处的落叶比作自我而慨然兴叹。
木の葉が色づき始めた10月に鳴く「秋の蝉(せみ)」のことを倉嶋厚さんが書いていた。盛夏の生き残りではないだろうという。「長い地下生活を終えて、やっと地上に出てきたら、彼等の季節は過ぎていたのです」。彼等の「生まれながらに季節の挽歌(ばんか)を歌わなければならない運命」をいとおしみ、声援をおくる(『癒しの季節ノート』幻冬舎)。
倉嶋厚先生描写过在树叶开始变色的10月方才鸣叫的“秋蝉”,据说它并非是盛夏的幸存者。“在结束了长久的地下生活,好不容易来到了地上,却错过了他们的季节。”对他们的“生来就是唱季节挽歌的命运”表示怜悯和声援。(『痊愈之季节笔记』幻冬舍)
さわやかな秋日和がつづく年もあるのに、今年の10月は、台風、地震と大きな災害に見舞われた。冷たい秋の雨風は、それこそ心身を打ちのめしかねない。非情な追い打ちが気がかりだ。
连年都是秋高气爽金秋,今年的10月却是屡遭台风、地震的大灾袭击。寒冷的秋雨秋风很可能打垮人们的身心,无情的追击令人担心。
「秋風蕭々(しょうしょう)として人を愁殺す」で始まる作者不明の中国の古い詩「秋風」は、家を離れて暮らす人の深い憂愁を描く。被災地の人々の憂愁の深まりが思われる。
以“秋风萧萧愁煞人”开头的中国无名氏的古诗《秋风》,描写了过着离井背乡生活的人的深深的忧愁。它令人想起受灾地区的人们的无尽的忧愁。
相关资料
魏尔伦
法国诗人保尔·魏尔伦(Paul Verlaine 1844-1896)是法国象征派诗歌的一个“诗人之王”,在诗歌艺术上,魏尔伦是一位反叛既有传统的诗人。魏尔伦早年学习法律,后来弃法而从文,他与巴那斯派诗人来往甚密,他在主观上曾追随过巴那期流派。他最初是以巴那斯派诗人的面目而步入诗坛的,但是他的诗风、笔调和气质却一开始就和巴那斯派的诗风而大相径庭。后来,他在1871年9月结识了阿尔蒂尔·兰波(Arthur Rimbaud, 1854-1891), 之后,两人一起流浪比利时和英国,这段生活使魏尔伦写出了《无言的浪漫曲》。更多……
秋瑾(1875~1907)
清末民主革命者。女。字卿,号竞雄,自号鉴湖女侠。浙江山阴(今绍兴)人。1904年自费留学日本。发起共爱会,创办《白话报》,号召推翻清朝封建统治,提倡男女平权。1905年回国,参加光复会。同年再赴日本,加入同盟会,任评议部评议员和浙江省主盟人。1906年因抗议日本取缔中国留学生而回国。在上海组织锐进学社,创办《中国女报》,宣传妇女解放,倡导民主革命。1907年主持绍兴大通学堂,任督办,联络浙省革命志士和会党成员,组织光复军,与徐锡麟策划皖浙同时起义。7月徐在安庆举义失败,清政府探查到皖浙联系,派兵包围大通学堂。秋瑾遂于14日被捕。15日在绍兴轩亭口就义。工诗词,有《秋瑾集》。
倉嶋厚さん
くらしま・あつし
1924年生まれ。中央気象台付属気象技術官養成所研究科(現・気象大学校)を卒業後、気象庁に入り、予報官となる。札幌管区気象台予報課長、気象庁主任予報官などを歴任。鹿児島地方気象台長を最後に定年退職し、1984年からNHK解説委員として「ニュース・センター9時」、「NHKモーニングワイド」等の気象キャスターを務める。現在フリーの気象キャスター、エッセイストとして活躍中。理学博士。NHK放送文化賞受賞、勲三等瑞宝章受章。著書に『雨のことば辞典』(講談社)、『日和見の事典』(東京堂出版)等多数。近著『やまない雨はない』(文藝春秋)も話題に。
■ホームページ:http://www005.upp.so-net.ne.jp/kurashima/
(2003年4月現在)