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東京は、ものごとを大げさに言うところだと思った。ちょっと強い風が吹くとすぐ暴風だと言って騒ぐ。かつて随筆でそう書いたのは、沖縄出身の詩人山之口貘(ばく)だ。
我认为在东京,大家经常把事物说得言过其实了。如果刮大一点的风马上就被说成是暴风并说得沸沸扬扬。冲绳出身的诗人山之口獏曾经在随笔里这样写到。
沖縄では台風が来れば風速50メートルは当たり前で、しかも3日も4日も家に閉じこめられる。そう書きながら彼は、棒と麻縄で雨戸を補強する父の手伝いをした思い出を記した(「暴風への郷愁」)。慣れているとはいえ、今年のようにたびたび襲われるとさすがに大変だろう。
在冲绳如果有台风的话,风速在50米是理所当然的,而且3、4天都只能呆在家里。他写到此时不由想起了自己拿着棒子和绳子帮助父亲加强木板套窗以抵御台风。(《暴风雨带来的乡愁》)虽然说是已经习惯了,但是像今年一样时常来袭的话也是够呛的。
米国でいえば、毎年のようにハリケーンの標的になってきたフロリダ州にあたる。台風と同じように、今年はハリケーンの発生が例年よりかなり多いらしい。「フロリダにとって不運な年」といわれている。
如果拿美国来说的话,如同每年一样都成为飓风命中的目标的佛罗里达州,今年飓风的发生次数和台风一样比往年要多一些。甚至被称之为“对佛罗里达来说真是不幸的一年”。
最近では、史上最大の被害をもたらした92年の「アンドルー」が記憶に新しい。多くの人が家を失い、廃虚同然になった町もあった。被害総額は250億ドルとされる。大統領選挙の年で、今の大統領の父、ブッシュ氏の対応が遅れ、再選失敗にも影響を与えたという説も出たほどだ。
即使是在最近,对历史上遭受最大损失的1992年的“安德鲁飓风”仍是记忆犹新。它令无数人失去了自己的家园,使城市形同废墟,损失总额高达250亿美元。当年正值美国总统选举,现在的总统的父亲,原布什总统没有对此事件及时采取对策,导致再次选举失败,有很多这样的说法。
週末から影響が出ている「フランシス」も強いハリケーンだ。「アンドルーの悪夢」を思い出している人も多いだろう。避難命令が出ているなか、シャンパンを抜いて「ハリケーンパーティー」を開く人たちを地元紙が紹介していた。恐怖を和らげるためだという。 ]
从周末开始“弗朗西斯”超级飓风来袭,也许很多人都由此想起了“安德鲁的恶梦”。在发出避难命令的同时,本地报纸还介绍了打开香槟(尚貝里的葡萄酒),开“飓风聚会”的人们。据称是为了和使慌恐的情绪得到缓和。
大型で非常に強い台風18号も猛威をふるい始めた。台風に襲われるというより、頑丈につくられた沖縄の家が「暴風雨に挑みかかるのだ」と山之口は表現した。その強さで嵐を切り抜けてほしい。
非常强大的18号大型台风再次变得凶猛,用山之口的话来说是与其说是台风来袭,不如说是制造坚固的冲绳的家“向暴风雨挑战”。真希望这种强韧的战斗精神能克服暴风雨。