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大方の日本人にとって、あの8月15日の敗戦の報は突然のことだった。だが沖縄では、2カ月近く前に地上戦に敗れ、既に米軍の支配下にあった。戦後は米国が施政権を行使し、本土復帰後も、広大な米軍基地を抱えている。
对大多数的日本人而言, (1945年)8月15日的战败申明发表实在是很突然的。可是冲绳在近两个月前由于陆战失败,然后由美军统治,战后由美国行使政权,即使是归复本土后,也还是一个巨大的美军基地。
沖縄の普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学の敷地内に、米軍ヘリコプターが墜落、炎上したのは13日だった。ヘリの部品は住宅密集地に飛び散った。住民にけががなかったのは幸いだが、その後の事故の扱いには首をかしげざるを得ない。
13日有一架美军的直升飞机陈坠落在与冲绳的普天间机场相邻的冲绳国际大学校区内,并爆炸燃烧。直升机的部件向住宅密集飞散,没有及时逃出的居民都很幸运(没有造成人员伤记亡)可是事后处理这件事故时,不能不为此感到纳闷。
現地では、事故への懸念は以前からあった。再発を防ぐためにも、緊急、厳密な検証が必要だ。ところが、事故発生時刻からまる2日たっても、令状に基づく県警の現場検証は始まらなかった。県警は、日米地位協定の関係法令に基づき米軍側に検証への同意を求めたが、明確な回答がなかったという。
在现场一直存在对此事故的疑虑,为了防止再次发生类似事件,有必要进行紧急、严密的检验。可是自事故发生时间开始整整过了两天,根据通知县警方还没有还始进行现场检验。县警方表明,根据日美地位协定的关系法令,在征求美军方面的同意,但没有得到确切的回答。
「ここはイラクではない。機体の管理権は向こうにあるとしても、現場の管理権は米側にはない」。現地で、米軍が封鎖している区域のテープを越えるのを拒まれた荒井正吾・外務政務官が述べた。
在现场,遭到拒绝进入美军封锁区标识以内的外务政务官荒井正吾申辩说“这里不是伊拉克。尽管对机体的管理权是在对方(美方)可是现场管理权并不属于美方”。
沖縄での米軍機の墜落事故は、復帰後、40件あるという。政務官は、米軍事故現場の管理の一般的なルール作りについて、近く日米間で協議を始める意向を示したが、あまりに遅すぎないか。
据说在冲绳,像这样的美军飞机坠落事故自归复后发生过40余次。政府官员表示,近期将和美国之间就制作美军事故现场管理的一般规则展开协议,但不是是已经太晚了?
普天間飛行場の近くの高台や、嘉手納基地脇の「安保の見える丘」に行くと、基地の広さに圧倒される。そして、ここは世界の戦場とつながっているとの思いを新たにする。基地と隣り合う人々は、その思いを、日々新たにさせられている。
如果去嘉手納基地旁边的“安保瞭望山丘”的话, 可以看到基地面积的宽广以绝对优势压倒普天间机场附近的高台等(的面积)。而且,会重新把这里和世界战场所联系起来。和基地比邻而居的人们不得不日日怀着这样的忧虑。