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地中に埋まってしまったこともあった。大津波をかぶったこともある。いずれも映画や小説の中での出来事だが、異常な事態に襲われるニューヨークの自由の女神像は、米国や地球の破滅の象徴のように描かれてきた。
在地下存在着一些被稳埋的东西,也有一些是被大浪所掩盖。不管是在电影还是小说中的情节,或是在发生异常事件时袭击纽约的自由女神像,都描述了美国乃至全世界一些被毁灭的象征性建筑。
9・11同時多発テロという異常事態で中断していた女神像の内部観光が、約3年ぶりに再開された。以前は入れた像の本体は閉鎖中で、行けるのは台座までというから、足元までの復活である。
在9。11的同时,恐怖袭击多次发生称之为“异常阶段”,由此而取消了自由女神像的内部观光,大约经过三年后再次开放。以前可以进入自由女神像的内部观光,日前仍在封锁状态中,由于只能走到台座部分为止,到脚底为止算是复活了。
「米国ベットロー島に建設したる自由神が、燭を執りて世界を照らす銅像は、世界第一の大像にて、建設当日の式はいと厳(おごそ)かに行われ(略)定めし奇観なるべし」。米国の独立100年を記念し、仏国民から友好の印として贈られた女神像が除幕された1886年の「東京日日新聞」の記事だ(『「自由の女神」物語』晶文社)。
“在美国贝德罗岛竖立着的自由女神,手持着蜡烛照耀着全世界的铜像是世界上最大的塑像,完工的那一天举行的非常盛大庄严的仪式蔚为奇观”1886年的“东京日日报纸”曾这样记述到,“为了记念美国独立100周年,象征法国人民友好标志所赠予的自由女神像揭幕了。”(《“自由女神“传奇》晶文社)
やがて像の近くのエリス島に移民の入国を審査する施設が置かれ、千数百万人が通過してゆく。人々がふり仰ぐ女神像の台座には、19世紀の米国の詩人エマ・ラザラスの詩が刻まれた。「もの言わぬ唇もて彼女は叫ぶ……我に委ねよ 汝の岸辺にうち棄てられ/倦み疲れ 貧しさに喘ぎ/自由に焦がれて 群なす汝が民を」
不久,自由女神像附近的艾得斯岛建立了移民审查设施,成千上万的人们通过它去瞻仰自由女神像。人们仰望的自由女神像的基座上镌刻着19世纪美国诗人埃玛·娜莎罗其的诗“她无语的双唇的呼喊着,送给我,你那熙熙攘攘的岸上被遗弃的可怜的人群,你那些疲乏的和贫困的挤在一起渴望自由呼吸的大众。”
像に近づいてみると、左の足はまっすぐだが右足は違うと分かる。曲げて後ろにけろうとしている。一歩を踏み出そうとする姿が、新天地を目前にした往時の人々の一歩と重なって見えた。
近看自由女神像,左脚笔直,张开的右脚稍稍弯曲向后伸出,好像一步踏出的样子。可以看出,先人们所踏出的一步,对开辟现在的新天地是如斯般的重要。
9・11以降、米国は武力に訴える方向に大きく踏み出したかに見える。それを見続ける女神は、もの言わぬ唇で何と叫んでいるのだろうか。
从9。11事件发生以后,可以看出美国诉诸武力方向迈出了一大步。注视着这一切的自由女神,那无语的双唇又在呼吁着什么呢?