(△)家業の思わしくいかなくなったことが、かえって家族のきずなを深める結果をもたらした。 (コメント:「きずな(絆)」は、「(馬・犬・鷹(たか)などの動物をつなぎとめる綱(つな)の意から)家族・同僚・友人などの結び付きを離れがたくつなぎとめているもの。ほだし」の意。「綱」に縁のある言い回し「きずなを強める」がおさまりのよい表現と言える。他に、「きずなを強くする(太くする。切る)」「きずなが強い(太い。切れる)」などが一般的な言い方である。しかし、「きずな」に「綱」の意識が薄れている現在、冒頭例のように「きずなを深める」と言ってもそれほどおかしくない。(「関係」の場合は、「関係を深める」「関係が深まる」が一般的。)「絆」の仮名遣いについては、「きずな」が本則、「きづな」が許容。なお、「絆」は常用漢字でない。) |
(正)きずな(絆)を強める /(△)きずなを深める
文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语