关于指代前项定语时「の」和「こと」的用法区别
「の」和「こと」前接用言的连体形,指代前项定语从句的内容,在较多情况下两者都可以使用。不过有时只能用「の」、有时只能用「こと」。
一)、两者都可以用的场合。
1.当定语从句表示动作,后续形容词性的谓语时,「の」和「こと」一般均可使用。例如:
1).病気にならないように、自ら予防すること(○の)が大切だ。/自己预防,以免生病,是很重要的。
2).確かに住宅ローンを何十年も払い続けること(○の)は大変ですね。/确实,数十年连续地还住房贷款,也是很够呛的事啊。
3).人間の心理として,二つの道があれば,有利なほうを選ぶこと(○の)が自然です。 /作为人的心理,如果有两条路的,选择有利的一条路,是自然的事。
4).医療現場では昔からメンソールが使われてきたこと(○の)は確かです。/在医疗现场,自古以来就一直在使用薄荷脑,这是确实无疑的。
5).自分自身を理解すること(○の)も容易なことではない。/了解自己,也不是一件容易的事情。
6).今後の事件解明に全面協力すること(○の)は当然だ。/对今后的事件了解真相进行全面协助,那是当然的。
2.当后续动词是「発見する、知る、分かる、覚える、思い出す、気づく、理解する、忘れる、感じる」等表示认知的动词时,「の」和「こと」均可使用。例如:
1).会社に戻った彼女は財布を落としたの(○こと)に気づいた。/返回到了公司的她,发现钱包丢了。
2).7月から2000円札が発行されるの(○こと)を知りました。/了解到了从7月开始发行2000日圆面值的纸币。
3).やっぱり自分の年齢が31歳だったというの(○こと)を思い出したのには自分でもびっくりした。/自己的年龄还是31岁,这件事想起来,就连自己都吃了一惊。
4).雅夫は読みかけの本を持ってくるの(○こと)を忘れてしまった。/雅夫忘记了将看了一半的书带来。
5).母親には息子が嘘をついているの(○こと)が分かった。/母亲知道儿子在撒谎。
6).母は昔ここへ来たの(○こと)を覚えている。/母亲还记得从前来过这里。
3.当后续动词为「喜ぶ、悲しむ、驚く、後悔する、期待する、許可する、承諾する、断る、承知する、拒否する、同意する、賛成する、反対する、諦める」等表示态度的动词时,「の」和「こと」均可使用。例如:
1).この3人が宴会に来るの(○こと)を断った本当の理由は何ですか。/拒绝这三个人参加宴会的真正理由是什么?
2).私は数学がすっかり分からなくなりました。初めのうちに勉強していなかったの(○こと)を後悔しています。/我数学一点儿也不懂了,现在后悔当初没好好学习。
3).洋子はお父さんが早く帰ってくるの(○こと)を期待している。/洋子期待着父亲早日回来。
4).学校は学生たちだけで学園祭を運営するの(○こと)に賛成した。/学校同意学生们自己办校园节了。
5).妻も僕が痩せていくの(○こと)を喜んでいる。家族の期待に応えるためにも、絶対目標体重まで落としたい!/妻子也对我的瘦下去感到很高兴。为报答家人的期待,我绝对地想降低到目标体重。
6).母親は一人娘が1年間留学するの(○こと)を承知した。/母亲同意了独生女出国留学一年。
7).会社の経営が悪くなったため、今年のボーナスも出なくなったので、車を買うの(○こと)をあきらめましょう。/公司经营状况恶化,今年连奖金都发不出来了,买车的事就算了吧。
8).簡単に自分の毛細血管の状態を観ることが出来るの(○こと)に驚きました。/我对能够轻易地看到自己的毛细血管的状态而感到吃惊。
4.当后续动词为「やめる、よす、避ける、防ぐ、隠す、専念する、成功する、失敗する」等意义的动词时,「の」和「こと」均可使用。例如:
1).彼は初めて大西洋を飛行機で飛ぶの(○こと)に成功した。/他首次驾机飞越大西洋取得了成功。
2).たった2泊3日ではあわただしい旅行になるので参加するの(○こと)をやめた。/旅行时间只有三天两夜的话太匆忙了,所以放弃了参加旅行。
3).彼は経理のシステムを確立するの(○こと)に専念した。/他一心希望建立会计系统。
4).日本でも、中国と同様に目上の者を実名で呼ぶの(○こと)を避ける習慣があった。/日本也和中国一样,有避讳对上司用实名称呼的习惯。
5).われわれは伝染病がこれ以上広がるの(○こと)を防がなければならない。/我们必须防止传染病的进一步蔓延。
6).アメリカの養父母の多くは、自分達がその子の生みの親でないの(○こと)を隠したりせず、少し育って物事が分かる頃になると、事実を子供に教えてやる。/美国多数养父母,都不对孩子隐瞒自己不是亲生父母的事,等到孩子稍微大些懂事时,就将事实告诉孩子。
二)、只能用「こと」的场合
1.当后续动词为「言う、話す、命じる、要求する、申し出る、主張する、提案する、聞く(话题、事情)、書く、読む、知らせる、伝える」等表示传达意义的动词时,用「こと」、不用「の」。例如:
1).途中、有香は、お腹の子のためにドラマ出演を断ったこと(×の)を話した。/在路上,有香说了为了肚子里的孩子而拒绝出演电视剧了。
2).申請人は24万円の金額について納得できないこと(×の)を主張した。/申请人主张对24万日元的金额不能接受。
3).私は彼氏ができました。これから恋愛に関すること(×の)を書いていきたいと思います。/我交上了男朋友了。从今往后,我想将关于恋爱的事情写下去。
4).いくら喧嘩をしても、人間関係を損なってしまうようなこと(×の)を言ってはいけない。/再怎么吵架,也不能说有损与人与人之间关系的话来。
5).再度返済計画書を書き直し、返済期限を2年間延期すること(×の)を申し出ました。/再次修订了还款计划书,提出将还款期限延期2年。
6).私は父から彼女がもう結婚したこと(×の)を聞いた。/我从父亲那儿听说她已经结婚了。
2.当后续动词为「表す、示す、さす、指摘する、証明する、ほのめかす」等表示“表示”意义的动词时,用「こと」,不用「の」。例如:
1).「福」というのは、幸福、喜び、楽しいこと、一家が健康で仲よく暮らすこと(×の)をさしているといわれます。/一般认为,所谓“福”,是指幸福、欢喜、快乐;指一家人健康、和睦地生活。
2).この標識は100メートル先に工事中のところがあること(×の)を示している。/这个标志表示前方100米处正在施工。
3).報告書は、ここ数十年間に、西欧および北米諸国への移民が急増したこと(×の)を指摘している。/报告书指出,近数十年来,迁移至西欧以及北美诸国的移民激增。
4).この実験結果は私の予測が正しかったこと(×の)を表している。/这一实验结果说明了我的预测是正确的。
5).手紙の筆跡が、彼が犯人であること(?の)を証明した。/信的笔迹证明了他是犯人。
6).坂本は李さんの両親に、李さんと結婚したいようなこと(×の)をほのめかしたことがあった。/坂本曾向李小姐的父母透露了想跟李小姐结婚的想法。
3.当后续动词为「命じる、禁じる、決める、約束する、祈る、希望する、頼む、勧める」等表示意志、要求、愿望的动词时,用「こと」,不用「の」。例如:
1).警察はその事件を1日も早く解決すること(×の)を被害者に約束した。/警察向被害人许下诺言,一定尽快侦破这一案件。
2)、大麻取締法では、大麻を医薬として用いること(×の)を禁じている。/根据大麻取缔法,大麻禁止作为医药来使用。
3)、妻が仕事の継続を希望していたので、私の両親と同居すること(×の)を決めた。/因妻子希望继续工作,所以决定和我的父母住在一起。
4).王が一つの箱に四匹の毒蛇を入れ、ひとりの男にその蛇を養うこと(×の)を命じた。/国王将四条毒蛇放入一个箱子里,命令一个男子养它们。
5).これらの国や地域に一日でも早く平和が訪れること(×の)を祈っております。/祝愿和平早日光顾这些国家和地区。
6).彼は家業を継ぐこと(×の)を希望している。/他希望继承家业。
4.当后续动词为「信じる、疑う、思う、考える、存じる、思いつく、考え付く、考察する、計画する、試みる」等表示思考的动词时,用「こと」,不用「の」。例如:
1).私は自分の夢が必ず実現できること(×の)を堅く信じている。/我坚信自己的理想一定能实现。
2).子どもが道で遊ぶこと(×の)をどう思いますか?/孩子们在马路上玩耍,对于这个问题你是怎么看的?
3).私たちはいま新しい学校を作ること(×の)を考えている。/我们现在正在考虑建立一所新学校。
4).静岡県は蘆の湖の水を飲料用に使うこと(×の)を計画した。/静冈县计划把芦苇湖的水用作饮用水。
5).太郎は屋根裏に隠れること(?の)を思いついた。/太郎想出了一个主意,藏到顶楼里。
6).子供が寝ているときにいびきをかいているようなら、健康状態が悪いこと(×の)を疑ってみる必要があります。/小孩要是在睡觉是打鼾,则有必要怀疑他的健康状态不良。
5.惯用表达方式「~こと+ができる」或「~こと+がある」等时,用「こと」,不用「の」。例如:
1).電話で飛行機の切符の予約をすること(×の)ができますか。/用电话可以预订机票吗?
2).このきのこは毒があって、食べること(×の)ができません。/这种蘑菇有毒,不能吃。
3).この映画は聞いたこと(×の)があるが、見たこと(×の)はない。/这部电影听说过,但没有看过。
4).彼と顔を合わせること(×の)はあっても、めったに話はしない。/即使有时跟他见个面,但也很少说话。
三)、只能用「の」的场合。
1.当后续动词为「見る、聞く(声、音)、見える、聞こえる、見物する、眺める、見守る」等表示感觉、知觉的动词时,用「の」,不用「こと」。例如:
1).誰かが叫んでいるの(×こと)が聞こえる。/我听到有人在呼叫。
2).観光客は娘たちが民族衣装を着けて踊るの(×こと)を見物している。/游客们在看着姑娘们穿着民族服装跳舞。
3).弟は救急車が走っていくの(×こと)を見ました。/弟弟看到救护车飞驰而去。
4).僕は汽笛が遠くで鳴っているの(×こと)を聞いた。/我听到汽笛在远处长鸣。
5).部屋に入ると、私は子供がタバコを飲んでいるの(×こと)を見つけた。/进了屋子,我发现孩子在抽烟。
6).彼は妻が泣くの(×こと)を黙って眺めている。/他默默地注视着妻子流泪。
2.当后续动词为「待つ、直す、とめる、遮る、捕まえる、手伝う、助ける、会う、遅れる、止まる、写す」等表示动作的动词时,用「の」,不用「こと」。例如:
1).子供が溺れているの(×こと)を助けた。/搭救了溺水的孩子。
2).先生は子供がタバコを吸っているの(×こと)をとめた。/老师制止孩子抽烟。
3).妹は母が部屋を掃除するの(×こと)を手伝った。/妹妹帮助妈妈打扫房间了。
4).われわれは山頂で朝日が昇るの(×こと)を2時間待った。/我们在山顶为看日出等了两个小时。
5).良子は夫のネクタイが曲がっているの(×こと)を直した。/良子把丈夫歪斜的领带理顺了。
6).田中はあいつが喋っているの(×こと)を遮った。/田中打断了那家伙的唠叨。
4.「の」可以用于指代人、物品、地点、时间等,「こと」没有这种用法。例如:
1).そんなつまらない話をしたの(×こと)は太郎に違いない。/说那种无聊话的肯定是太郎。
2).さっき来たの(×こと)は新聞屋さんだ。父からの手紙が届いたんだ。/刚才来的是送报纸的人,是我父亲来的信到了。
3).どれにしようか迷ったあげく、一番高いの(×こと)を買ってしまった。/到底买什么好呢,犹豫了半天,最后买了个最贵的。
4).これは大きすぎて使いにくい。もっと小さくて便利なの(×こと)を探さなくてはならない。/这个太大不好用。得找个更小巧方便的。
5).メール交換が始まって、実際に初めて会ったの(×こと)はいつですか?また、お互いの印象はいかがでしたか?/从互发电子邮件开始,实际初次见面是在什么时候?并且互相之间印象怎么样?
6).青森から世界最長の海底トンネル、青函トンネルを通過するの(×こと)は午前3 時ごろだ。/从青森穿过世界最长的海底隧道青函隧道,是凌晨3点左右。
7).私が最初に子猫の死体を発見したの(×こと)は、この駐車場の片隅だった。/我最初发现小猫的尸体,是在停车场的一个角落里。
8).その品物を買ったの(×こと)はどの店か。その店はどこで仕入れただろうか。/买那个货的是在哪家店?那家店是在哪里进货的?
总而言之,除惯用表达方式以外,在表示向别人传达的内容或决定的内容、概念时,以及抽象的事情时,使用「こと」;在表示自己实际感觉到什么做什么等等这些具体的行动或体验时,使用「の」;而在定语句既有作用于对象的具体行动的意义,又有抽象的内容的意义时,「の」和「こと」均可以使用。