▼電子の網に絡まりながら人が生きる時代に、「共通番号法案」の審議が国会で始まった。国民全員に生涯不変の番号をふり、所得や年金などの個人情報を国が管理する制度である。利点はわかるが、心配ごとも少なくない。
在人们的生活离不开网络的时代,国会开始了“统一编号法案”的审议。即给每一位公民一个终生不变的编号,并由国家管理其收入和养老金等个人信息的制度。其优点显而易见,但还有很多令人担心的地方。
▼想像してみよう。将来、民間にも番号利用が広がった場合、顧客管理や保安などのために、各所で番号の提示を求められることもあろう。そうすれば一挙一動の情報がこの番号にぶら下がることになりはしないか。
设想一下,将来当编号在民间广泛利用的时候,为了便于客户管理和保安等,各处可能会出现要求提供编号的情况。这样的话,我们一举一动的信息不都挂在这个编号之下了吗?
▼番号を合鍵に、ある日、風呂場のドアが突然開くかも知れない。なりすまされる不安もある。国の管理が「監視」に化ければ、それはそれで恐ろしい。問題の多さに比べて議論と周知は足りるのか、気にかかる。
也许有一天编号成了一把副钥匙,我们浴室的门就会因此而突然被打开。也会出现被冒充的不安。国家的管理如果变成“监视”的话,那也很可怕。与诸多问题相比,更令人担心的是是否能够充分讨论,广泛了解。
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