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12月23日の天声人語より

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Pages :[1]  共 3 楼
#1 作者:jackjapan 2004-1-4 1:47:00)

12月23日の天声人語より
「それだけがあっても十分とは言えないが、もしそれが無かったら、味わいというものが足りなくなる……」。

先夜、ごくありふれた忘年会の一つに連なり、目の前のビールの泡を見ていて、ふとそんなことを思った。

 ビールの泡の持つ科学的な効用というのは、聞いたことがある。

空気とビール本体の間に入って両者を遮り、新鮮さを保つ働きがあると。

しかし、軽い泡の重みというものは、もう少し別のところにありそうに見えた。

 ビールをつがれて、泡ばかりだとすれば、不満が出る。

しかし、泡がまったく無かったとしたら、茶一色の液体を、寒い日本の冬に、冷やしてまで飲もうとするだろうか。

つがれた途端に消え始める白い泡の、はかなく頼りない姿も、ビールをビールとして成り立たせている。

グラスに耳を寄せれば、プチプチと、泡のはじけるような小さな音も聞こえる。

 いわば、「それだけでは満足できないが、それ無しでも満たされない」存在なのだろう。

たかが泡のことなのに、どこか人の世にも通じそうだと思ったところで想像ははじけ、散会となった。

 「忘年会」という言い方は、漱石の『吾輩は猫である』や、内田魯庵の『くれの廿八日』に出てくる。

しかし、「年忘れ」の語は、古く室町時代から見られるという。

もとは年の暮れに、一年の労苦を忘れ、無病息災を祝うために親類や友人が集まって催していた。

今では、職場、グループが中心になった。

 忘年会とは、それぞれの1年が詰まったビンの栓を抜くことかもしれない。

泡が出るとは限らないが。

哪位高人指点一下这篇文章的意思?
我看了不是太懂

[emb12]
特别是这几句:
1. ビールの泡の持つ科学的な効用というのは、聞いたことがある。空気とビール本体の間に入って両者を遮り、新鮮さを保つ働きがあると。しかし、軽い泡の重みというものは、もう少し別のところにありそうに見えた。
2. しかし、泡がまったく無かったとしたら、茶一色の液体を、寒い日本の冬に、冷やしてまで飲もうとするだろうか。つがれた途端に消え始める白い泡の、はかなく頼りない姿も、ビールをビールとして成り立たせている。


#2 作者:咖啡日语之mashimaro 2004-1-4 3:42:00)


1. ビールの泡の持つ科学的な効用というのは、聞いたことがある。空気とビール本体の間に入って両者を遮り、新鮮さを保つ働きがあると。しかし、軽い泡の重みというものは、もう少し別のところにありそうに見えた。

曾经听到过啤酒泡所具有的科学效用。在空气与啤酒之间隔开二者,有保持啤酒新鲜的作用。但这轻轻的泡沫的“沉重”,似乎还在于别的地方。

2. しかし、泡がまったく無かったとしたら、茶一色の液体を、寒い日本の冬に、冷やしてまで飲もうとするだろうか。つがれた途端に消え始める白い泡の、はかなく頼りない姿も、ビールをビールとして成り立たせている。

但是如果完全没有泡沫的话,这样茶色的液体,在日本寒冷的冬天里,谁还会就算冰镇了也还想喝呢?正是这样刚被倒进杯子就开始消散的白色泡沫的短暂又无助的身姿,才让啤酒成为了啤酒。
#3 作者:jackjapan 2004-1-4 18:29:00)


谢谢!
最后一句“忘年会とは、それぞれの1年が詰まったビンの栓を抜くことかもしれない。泡が出るとは限らないが。”是什么意思呢?

文章录入:阿汝    责任编辑:阿汝 

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