こんな言葉、今日初めて知った。専門用語だね。
高校レベルの化学の知識を持つ私でも、理解しづらい。大学で専門的に学んでやっと分かる言葉でしょう。
以下、転貼、
電解質膜としてのパーフルオロスルホン酸膜(Perfluorocarbon Sulphonic Acid polymer membrane:PFS)は、次のような構造と特徴を有している。
フッ素樹脂の主鎖(非架橋)が集まった撥水性の骨格領域(テフロン骨格)を形成し、そこからスルホン酸基を持つ副鎖(側鎖)が枝分かれしてクラスター領域を形成している。水素イオンは水を随伴しながら、スルホン酸基を伝ってアノードからカソードへ移動すると考えられており、水素イオンと水は非常に通り安い構造となっている。特に膜を薄くすると、膜の電気抵抗が下がるだけではなく、カソードで生成した水がアノードに向かって流れやすくなり、その結果カソードに水がたまって電極の細孔が詰まるいわゆるフラッデイング現象が起こりにくくなる。しかし薄膜化することによって膜の機械的強度は低下するので、PTFE(ポリテトラフロロエチレン)を補強材に用いる方法等が提案されている。膜厚は20~40μmの範囲の製品が提供されており、耐久性のデータとしてはBallardが宇宙用に開発したセルスタックで、加圧水素/酸素による試験運転で、12,000時間に亘って電圧降下-1.4μV/h(-1.4mV/1,000時間)を観測したとの報告がある。
http://www2.ric.co.jp/plus/wireless/fc001_03_0404.html