转贴一下 作者: 吉川 武時
はじめに
「あいつあんなことを
しやがる」のような言い方は上品とはほど遠い文体である。教科書には出て来ないし、通常の文法書でも取り上げられることがない。しかし、ある気持ちを表そうとするとき、こういったことを言ったり、あるいは日記などに書いたりすることがあるだろう。この言い方はどんなとき使われるか、形の作り方や意味・用法などについて考えてみよう。
形の作り方
「読みやがって」という形は上述の通りテの形であるが、文の終わりに用いられることがよくある。
あいつ新しい車を買いやがって。
のように。これは一般には「~やがって、困る」など何かが省略されていると考えられるが、それにしても文末に用いられることが非常に多く、ほとんど「終止形」の働きをしている。これについては「~やがって」の形はあくまでも テの形とし、その用法について意味のところで記述することにする。
◇条件の表現について
いわゆる「ば、たら、と、なら」という条件4表現は次のようになる。
読みやがれば
読みやがったら
読みやがると
読みやがるなら
この中では「たら」の形「読みやがったら」が一番 使われるだろう。
◆「やがる」自身の受身形、使役形はできない。可能形もできない。
「*読みやがられる *読みやがらせる *読みやがれる」はない。
◇受身形、使役形、可能形に「やがる」を付けることはできる。
読まれやがる 読ませやがる 読めやがる
◆「やがる」を補助動詞に続ける言い方はありそうだが、使われないだろう。
?読みやがって いる
◇その代わり、補助動詞の付いた形に「やがる」を付けることができる。
読んでいやがる
意 味 主語(主体)が人の場合、話し手[書き手]のその人に対する
非難を表す。
あいつおれの物を
食べやがった。
つまり、非難の対象を主語にする言い方である。したがって、話し手 自身が主語になることはない。「*俺は~しやがった」という言い方はあり得ない。
また、この文体は話し手のある種の嫉妬を表すことがある。嫉妬の対象を主語にする言い方である。この場合「~やがって」とテの形が用いられる。余韻を残すことによって非難性がやわらげられる。
あいつ新しい車を買いやがって。
主語が人 以外の場合もある。
(1)背後に人の動作が暗示される場合は、その人に対する
非難を表す。
そこにこんなことが
書いてありやがる。
(2)背後に人の動作が暗示されない場合は、その事態に対する話し手の不愉快な気持ちを表す。
雨が降りやがる。
また寒くなりやがる。
[此贴子已经被作者于2007-3-4 20:46:34编辑过]