1 出玉率コントロールの方法について　一般遊技における出玉率コントロールは 一般遊技の期待値抽選テーブルを使用することにより行います 　役物連続作動増加装置(以下 BB)又は役物連続作動装置(以下 RB)の内部フラグ成立ゲーム中においても 上記の方法で出玉率コントロールを行いますが リプレイタイム(以下 RT)期間の一般遊技ではRT期間の一般遊技の期待値抽選テーブルを使用します 　また BB又はRBの内部フラグ成立ゲーム中にBB又はRBに当選した場合は 当選フラグをRAMに保持しBB又はRBの作動終了後に RB又はBBの内部当選中になり RT期間の一般遊技になります 　RB及びBB当選フラグの最大保持数の合計は 255個です 　RTについては 別添5-1　プログラム基本仕様　(12)　本機の遊技概要　ウ　リプレイタイムの詳細説明 を参照してください

2, ＫＬ5Ｃ80Ａ16を10MHzで動作させる場合、外付けのメモリに要求されるアクセス時間はWord条件で45ns程度です(正確な要求アクセスタイムについては次項を参照してください) これでは一般的なEPROMのアクセス時間を満足しません。　　まず、ウェイトを挿入する方法を考えます。1ウェイト挿入すると、要求されるアクセス時間は145ns程度ですから、通常のEPROMが接続可能となります。(計算方法は1.3項参照) 　　これに対し、動作周波数を落とす方法も考えられます。例えば動作周波数を7MHzにした場合 要求されるアクセス時間は90ns程度 5MHzにした場合は145ns程度となりますから、0ウェイトで通常のEPROMを接続することが可能となります。　　従って どちらの方法を採用するかは、1ウェイトを挿入することによる外部バスアクセス時間の低下と動作周波数を落とすことによるパフォーマンスの低下のトレードオフを考慮する必要があります。表1-1に命令実行時間に関し 10MHz(1ウェイト)及び7MHz(0ウェイト)について比較した例を示します。