#1 作者:19840918 2006-2-21 20:35:00)
[注意]语气强的可以进来下翻译~
「おい、おまえ、もうへたばったのかい。おれ、先に行くぜ」と黒い影がいう。「あら、いやよ、置いてっちゃあ。ずいぶん冷たいわね。あたし、歩けるかしら」と別の影が答える。そんな場面を想像してもよう。どちらの影が大柄だろうと、どちらの影が甘い声だろうと、少々どすがきいていようと、男が声をかけ、女が応じたものと、たいていの人は思うだろう。現代の疲れた男と元気印の女を見ていると、近い将来、「まあ、だらしがないのね、先に行くわよ」「いやだよ、ほくも連れてって」といったやりとりになりそうな気もする。が、力関係はどうあれ、現在のところ、「おい」「おまえ」「かい」「おれ」「ぜ」あるいは「「だよ」「ぼく」といったことばが男を連想させ、「あら」「いやよ」「わね」「あたし」「かしら」あるいは「まあ」「のね」「わよ」といった言い方が女を連想させる。つまり、それらのことばには性別の語感が働いているのだ。