(誤)資金繰りの面でも仕事の面でも、ここまであの社に頼らざるを得なくなってしまっては、もはやまな板の鯛だ。我が社の浮沈は先方の思わくいかんにかかっている。
(コメント:「まな板の鯉」とは、「絶体絶命の窮地に追い込まれ、相手のなすがままになるより仕方がなく、すっかり覚悟を決めた者」のたとえである。(「鯉」は、いったんまな板に載せられると、跳びはねたりしないと言われる。)この語は、「まな板の上の鯉」、また、「まな板の魚(うお)」「俎上(そじょう)の魚」などの形でも使われる。しかし、同じ魚だからといって、「まな板の鯛」とは言わない。なお、「俎」「鯉」「鯛」は常用漢字でない。)