(誤)自分の精神的なもろさをなんとかしたいと考え、正月の一週間山寺にこもって座禅に明け暮れたところ、目からうろこの取れる思いで下山することができた。 (コメント:「目からうろこが落ちる」は、「(ある事柄がきっかけとなって)迷いから覚めたり、物事の事態がよくわかるようになったりする」ことのたとえである。「彼は夜な夜な酒を飲み続け、すっかり体をこわしてしまって入院したが、三か月後退院してからは、目からうろこが落ちたように規則正しい生活を続けるようになった」。この言葉は「新約聖書」を出典とするが、そこには「目から鱗のようなものが落ち」とあって、「鱗」そのものとは言っていない。ともあれ、我が国での慣用句としては、「(目からうろこが)落ちる」の形で使われ、ふつう「取れる」とは言わない。「目からうろこ(といった心境の変わりよう)」など、「が落ちる」を略した形で使われることもある。なお、「鱗」は常用漢字でない。) |
(正)目から鱗(うろこ)が落ちる /(誤)目から鱗が取れる
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