(誤)寄る年には勝てぬと言って、父は最近、仕事場に出ることがめっきり少なくなった。 (コメント:「年波」とは、年が積み重なっていくことを、波が幾重にも寄せてくるのにたとえていう語である。(「年が寄る」と「波が寄る」とを掛けた語ともいう。)現在では、「寄る年波には勝てぬ」の形で使われることが多い。これを冒頭例のように「寄る年には勝てぬ」と言うと不自然である。「寄る」が前にあると、「波」が連想されて、「年波」と続かないと落ち着かない。しかし、「年には勝てぬ」という言い方は一般的に使われている。) |
(正)寄る年波(としなみ) /(誤)寄る年
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