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敵(てき)ではない

 

(誤)プロ棋士は、アマチュアの二、三段の敵ではない

(コメント:「敵ではない」は、「自分と対等に立ち向かうことのできるような、力のある競争相手ではない」の意を表す(「敵」は「つり合う。相手になる」意)。「彼は僕の敵ではない」と言えば、「彼は、僕と対等に戦えるような力を持っていない。彼の力はたいしたことがない」ということ。冒頭例の言い方では、プロ棋士がアマチュアの二、三段より弱いという意味になってしまう。「アマチュアの二、三段はプロ棋士の敵ではない」であれば納得できる。)

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