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とどのつまり

 

(△)何度かひやひやした試合もあったが、とどのつまりはわがチームが優勝旗を手にすることができた。

(コメント:「とどのつまり」は、「いろいろやってみた最後のところ。行きつくところ。結局」の意を表す。例、「さまざまな試作品もみな実用の段階には至らず、とどのつまりは骨折り損のくたびれもうけに終わってしまった」。この例からも分かるように、多く、思わしくない結果になる場合に使われる。冒頭例は、願わしい結果になったことに対して「とどのつまり」を用いているので違和感がある。「何度かひやひやした試合もあったが、結局は(最終的には)…」などの言い方のほうが普通である。なお、「とどのつまり」の語源については、「とど」は「ぼら」のことで、この魚は成長するにつれて「おぼこ、すばしり、いな、ぼら」などと名前が変わり、最後にさらに大きくなったものが「とど」と呼ばれるところから生じたという説がある〈ほかの説もある〉。)

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