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匹夫(ひっぷ)の勇(ゆう)

 

(誤)まさに緊急の事態でしたが、素早く匹夫の勇を発揮されたあなたのおかげで大事に至らずに済みました。実に三十年以上も現場にいらっしゃったあなたならではのみごとな御処置でした。

(コメント:「匹夫の勇」は、「考えの浅はかな、腕力に頼るだけの勇気」を意味する。「匹夫」は「つまらぬ男」の意で、この言葉は「孟子(もうし)」<梁恵王(りょうのけいおう)>を出典とする。「あの横暴な、何をしでかすかわからない連中に対して、考えもなしに一人で掛け合いに行こうなどとは、匹夫の勇を奮うようなものだ」など、否定的なニュアンスを込めて使われることが多い。冒頭例は、他人の勇気ある行動を称賛しているわけであるから、「匹夫の勇」はおかしい。使われる例はあまりないが、「素早く漁夫(ぎょふ)の勇を発揮された…」であれば誤りではない。「漁夫の勇」は、「(漁夫は水中で恐ろしい動物に遭っても驚かないということから)長年の経験で体得した気力や決断力。体験によって培われた勇気」を意味する。中国の「荘子(そうじ)」<秋水>を出典とする語。

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