(誤)その棋士は三度目の挑戦でついに名人の地位をものした。 (コメント:「ものする」(文語「ものす」)は本来、いろいろな動詞の代わりに用いて、ある動作をする意を漠然(ばくぜん)と示すサ変動詞である。現代では「名作(傑作)をものする」「一首(一句)ものする」など、「文章や詩歌をつくり上げる」の意で用いられることが多い。一方、「ものにする」は、「(1)習得する。(2)望んでいたものを手に入れる。自分のものにする。成し遂げる」の意を表す。「英会話をものにする」「欲しいと思っていた浮世絵をものにする」。冒頭例は「ものにする」の(2)が当てはまり、「名人の地位をものにした」が正しい。) |
物(もの)する / 物にする
文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语