(誤)五十万円ほどお金を貸してほしいと言われても、わたしには、そのようなお金は毛頭ありません。 (コメント:「毛頭」(副詞)は、「毛の先ほども」のことで、「これっぽっちも。少しも。全く。全然」の意を表す。「彼には、引退する意図など毛頭ないようだ」「君を非難する気持ちは毛頭ない」「反対するつもりなど毛頭ない」「私には毛頭異存はございません」「彼女は、人のうわさなど毛頭意に介さないようであった」。これらの例からもわかるように、「毛頭」は、下に打消の語を伴って、その人の意図を否定するときに用いられる語である。つまり、人間の心理についていう語であり、人間以外のものについての判断には使われない。冒頭例の場合、「お金をお貸しする気(つもり)は毛頭ありません」という言い方であればおかしくはない。) |
毛頭(もうとう)
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