失意の時を経て、ひと回り大きくなる人もいるし、芸や信念に磨きがかかることもあろう。何によらず復活の舞台は感動的だ。その点、安倍首相の所信表明演説は思いのほか薄味だった。
经历过一段失意,人会有所成长,技艺和信念也会得到磨练。不管怎么样复活的舞台总是令人感动的。这一点,在安倍首相的施政演说中却显得有些低调。
▼理念より実務か、特段の高揚はない。わずかに、時代がかった言辞が目立つ程度だ。「病のために職を辞し、大きな政治的挫折を経験した人間」が、「国家国民のために再び我が身を捧げんとする決意の源は、深き憂国の念にあります」と。
不知是不是因为实务高于理念,演说并没有特别的激昂之处。还有点陈词滥调。演说中说到,“我因病而辞职,经历了巨大的政治挫折,但为了国家和人民,再度奉献己身,正是因为怀着一颗忧国忧民之心才作此决定”。
▼20分弱の短さ、ヤジはなく、時おり拍手が起きる。衆院は3分の2以上が与党席だから、どこか党大会のよう。下野した民主党の消沈に思う。チェック能力は大丈夫か。
不到20分钟的短暂时间里,没有唏嘘,时闻掌声。众议院中有超过三分之二的议席都是执政党,总感觉像开党代表大会。想着已经下台的民主党的消沉。不免有些担心他们的监督能力。
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