ちがう ちがふ 【違う】<
(動ワ五[ハ四])
(1)二つの事物が一致しない。異なる。差がある。
「色の―・う二枚の折り紙」「英語と日本語では語順が―・う」「年が―・いすぎます」
(2)それとは別のものである。異なったものである。
「いつもと―・う背広」「注文と―・う品が届く」「昨日と―・って今日はいい天気だ」
(3)正常な状態からずれる。
「首の筋が―・った」「気が―・う」
(4)正しいとされるものと合っていない。
「答えが―・っている」「字が―・う」
(5)約束などが守られない。
「それでは話が―・うじゃないか」「筈ガ―・ウ/日葡」
(6)反対方向から来たものが、ぶつからないで交差する。
「行き―・う」「すれ―・う」「足の下に鵜飼ひ―・ふ/蜻蛉(中)」
(7)入れ違いになるようにする。
「とかく―・ひて能登殿にはくまれず/平家 11」
〔「たがう」の転か。「違える」に対する自動詞〕
(動ハ下二)
⇒ちがえる
ことなる 【異なる】<
(動ラ五[四])
〔形容動詞「異(こと)」の動詞化〕二つの物の間に差がある。ちがっている。
「事実と―・る」「兄弟でも性格はずいぶん―・る」