(誤)今やわが社は危急存亡のあき(秋)といった状態です。ここを脱するには、社員一人一人が精一杯努力するしかありません。 (コメント:「秋」はふつう「あき」と読んで四季の一つを指すが、この季節は人間にとって最も大切な穀物が実る時であることから、特に重要な時期という意味を含ませて「とき」と読む場合がある。「危急存亡(ききゅうそんぼう)の秋(とき)」はその例。意味は、「危難が迫っていて、現在のまま生き残れるか滅びてしまうかという重大な瀬戸際(せとぎわ)。生きるか死ぬかの境(さかい)」のこと。この言葉は、中国、三国時代の諸葛亮(しょかつりょう)の「前出師(ぜんすいし)の表(ひょう)」による。なお、国語辞典に当たってみると、「危急存亡の秋(とき)」の形で掲げるものがほとんどであるが、「危急存亡の際(きわ)」「危急存亡の時(とき)」もいくつかのものに見られる。) |
(正)危急存亡(ききゅうそんぼう)のとき(秋) /(誤)危急存亡のあき(秋)
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