(誤)「この仕事では、この箇所(かしょ)の出来・不出来が最大のかぎですね」「新米(しんまい)のくせに聞いたふうなことを言うな」。 (コメント:「きいたふう」は、「(気の利いているようすの意から)未熟で何もわかっていないのに、いかにももののわかったような生意気な態度をとること。知ったかぶり」の意を表し、「利(き)いた風」と書くのが本来の表記である。「聞いた風」は、「人から聞いてすでに熟知しているといったようす」の意と誤解して用いたものであろう。しかし、最近の国語辞典の中には、「利いた風・聞いた風」と両者を併記するものもあり、それによれば冒頭例も全くの誤りとは言えないことになる。) |
(正)利(き)いた風(ふう) /(誤)聞いた風
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