(△)私が今日あるのもあの方の御援助の賜物と厚く感謝しております。
(コメント:「神仏や高貴の方からいただいたもの。転じて、一般的に他から受ける恩恵。苦しい試練の後に得られるよい結果」の意を表す「たまもの」は、古くは「賜」と書かれ、のち、「賜物」とも書かれるようになった。現在でも、この両表記はかなり広く行われている。しかし、常用漢字表の「賜」には「シ、たまわる」とあり、「たまもの」「たま」は載っていない。したがって、同表に従えば、「たまもの」と仮名で書くことになる。新聞でも仮名書きにしている。)