(誤)彼が三年間で店舗をあれほど大きくできたのは、休むことを知らぬ普段の努力によるものだ。
(コメント:「ふだん」の本来の漢字表記は「不断」である。しかし、現在では、意味によって、「不断」と書く場合と、「普段」または仮名で「ふだん」と書く場合とがある。冒頭例の「ふだんの努力」とは、「中断することのない努力」の意であり、この場合は「不断」が正しく、「普段」とは書かない。「ふだん」には「いつも。平生(へいぜい)」の意もあり、この場合もかつては「不断」と書かれていたが、今では「普段」が一般的である。例、「普段は無口だが、酒が入ると一変する」「普段着」。なお、副詞的用法では仮名書きが多い。例、「ふだん思っていることを率直に語る」。)