「梁山伯と祝英台」の物語は今から千年も前から伝えられている。物語の主役祝英台は裕福な家に生まれた。彼女は伝統社会の女性に対する不平等な待遇の束縛に反抗し、男の子と同じく本を読み、教育を受けるチャンスを獲得した;且つ長い間重視されていた「家柄身分のつりあう」観念に挑戦し、三年間同級生だった平民の若者梁山伯と恋に落ち、自分の為に結婚を勝ち取る!
祝英台は千年以来保守的な民族性によって抑えられた精神を代表している。強権に恐れず、自分のために権利を勝ち取る勇気を持っていながら、伝統的な中国女性の優しく婉曲で含みのある面を失っていない。更に貴重であるのは、知識人の礼儀を持ち合わせていた。彼女は結婚に対する自主的な考え方を伝える一方、倫理孝行をも配慮していた。しかし、最終的に梁山伯の死を免れることが出来ず、二人は無理やり分かれさせられた!
保守的な年代の中、梁祝両人の真心は天地をも感動させた!よって、梁山伯の墓の前で、彼らを愛護していた人たちの目の前で、梁祝両人は蝶々と化して飛び舞い上がり、二度と離れない・・・
「梁祝」はアジアのロミオとジュリエットであり、しかしそれよりも美しいのは、梁と祝二人は蝶々と化した為である。ひらひらと舞い上がる蝶々は梁祝の愛情を成就させたと同時に、観客の遺憾を上手く取り繕ったのである。 |