初めて旅をしたとき、ちょうどう旧正月のころで、玄関や門前に、赤い紙に、福、「寿」などの文字が書いて、はってもありました、これは理解できます、日本で言えば、門松やしめ飾りのようなもので、めでたさを招来するものでしょう、むしろ、日本のそれのように、派手ではなく、質素にして簡単明瞭、なるほどとうなずきました、
ところが、一軒一軒、同じようなはり紙を見ているうちに、逆にはったものが、あちこちにあるのです、はり間違えたものも思えません、ゆうじんにきくと、それに意味があるのです。
「春」というのは、「春」をひっくり返したことで「倒春」といいます、発音が「春よこい!」「言いはるがくるように」という意味の「到春」になるのでめでたい春を待ち、それを祈った愉快な洒落なのです。
違う文字と同じ発音をかねたい身から、多くのことを学びました、
ある家庭での美談、中国人はすばらしいユーモアと思いやりの多い人種だ感心しました、
中学生ぐらいの女の子が、夕食のアド片づけをしていました、お母さんは、私や大勢の家族と楽しい団欒をしています、話に明るい花が咲いていたちょうどうそのとき、茶碗を洗っていた女の子が、誤って落とし、ガチャンがチャン、派手に割ってしまいました、その子はとても切ない顔をしました。
だが、間発をいれず、一同が「ソイソイピンアン!」と彼女に向かって叫びました、
「ソイソイ」とは「歳歳」という意味もあります、発音が同じだから、砕けたことをしからず、「歳歳平安」(毎年平和になるよ!)と慰めてあげたのです、少女の申し訳ないという顔とあんどの表情は、今も忘れられません、
译文对照:
第一次去中国旅行的时候,恰逢阴历正月,家家户户门前都贴上了写着“福”“寿”等字的红纸。这可以理解。对日本来说,就是类似门松或稻草绳之类的东西。是为了找来打击吧。他不像日本那么华丽,可以说是朴素简单,令人点头称是。
可是,看着看着,发现大同小异的纸到处都是倒着贴的。我想不可能是贴错了,疑问朋友,方知其中的含义。
比如春的贴法,是把“春”倒了过来,所以称作“倒春”,与“到春”谐音。而“到春”的意思是“春天来了”、“盼望着好春天”。这是大家迎接美好的春天,祝愿春天来临的愉快的幽默。
像这样,我们可以从异形同音的文字中学到很多东西。
下面是一个家庭的美谈。它使人深深的感到中国人富裕幽默并且很会体贴别人。
一天吃过晚饭,上中学的女孩子开始收拾桌子。女孩的妈妈和我还有许多家人高兴的围坐在一起。正当大家谈的兴高采烈的时候,女孩子不小心把碗掉在地上,当的一声腕打得粉碎。女孩子路出难过的神情来。
可是,大家立即不约而同的向那女孩子说到“sui sui ping an!”
“sui sui”是“碎碎”,但同音字还有“岁岁”。引发音相同,不但没有责备孩子打碎碗,而且还用“岁岁平安”来安慰孩子。女孩先前那抱歉的神色和后来那平静的表情,至今仍令人难忘。