拝啓 ご一統様にはおそろいでご健勝にわたらせられ、大慶に存じます。このたびは誠に勝手なお願いをいたしましたにもかかわらず、お聞き届けくださいまして心からお礼申し上げます。
お借りいたしました金子50万円を本日、建築業者に支払いました。お陰様で、これでやっとマイホームが完成いたします。
なお、お借りいたしました50万円は、期日までに必ずお返しいたしますので、今しばらくご猶予賜わりたくお願い申しあげます。
近々お礼に伺う所存でございますが、とりあえず、書面にてお礼申しあげます。
末筆ながら、奥様にくれぐれもよろしくお伝えくださるようお願い申しあげます。
敬具
貸してくれたことへの礼はもちろん、当然返す意志のあることを明記するのが礼儀。 |