拝啓 皆様にはお変わりもなく、なによりと存じます。
このたびはお心のこもったご祝詞と、可愛いお祝いの品をいただきまして、厚くお礼申しあげます
お陰様で母子ともに元気でございますので、ご安心ください。子供はマリと命名いたしました。国際化の時代でございますので、外国でも通用するようにという願いを託しましたつもりです。同封の写真は生後2週間目のものですが、顔は国際的ではないようで、これも親の責任でしょう。
そのうちにお伺いしてお礼申しあげる所存でございますが、とりあえず書中をもってお礼申しあげます。
なにとぞ皆様によろしくお伝えくださいますようお願いいたします。
敬具
親バカぶりを早くも見せるユーモアタッチが必要。近いうちに訪ねる意志のあることを示しておく。 |