これから先、われわれの経済を減速させるような障害物を私は取り除くつもりである。手順は、政府のいろいろなレベルでのバランスをとることを目指しながら進めて行く。歩みは遅いかもしれない、ミリやセンチで計るものでメートルでは計れないだろう、でもわれわれは前進する。この産業の巨人は再び目覚め、政府をその歳入の範囲内におしとどめ、懲罰的な税金を軽くするときなのである。そしてそれこそがわれわれがもっとも優先することである。そしてこの方針においては、妥協は一切しないつもりだ。
われわれの独立の苦闘の前夜に、アメリカの建国の父のなかでも最も偉大な人物の一人と思われる男、ジョセフ・ワーレン、マサチューセッツ議会の議長であるが、アメリカ国民にこう語っている。「われわれの国は苦境に陥っている。しかし絶望することはない。アメリカの将来はあなたたち次第なのだ。あなたたちは、まだ生まれぬ何百万もの人々の幸福や自由がかかっている重要な問題を解決しなければならない。自身にふさわしい行動をしてください」
さて私は、われわれ今日のアメリカ人が自身にふさわしい行動をとる準備や、自身や子供たちや孫たちの幸福や自由を守るためにやらなければならないことをやる準備ができていると信じている。そしてわれわれがここ、われわれ自身の土地で、自身を新たにすることで、世界中においてより大きな力をもつのがわかるだろう。われわれは再び、現在自由をもってない人々に対して自由の手本となり、希望のかがり火となることだろう。
われわれと自由を共有している隣国や同盟国に対しては、われわれは歴史的な結束を強め、支持を保証し、コミットメントを強固なものとする。われわれは忠誠には忠誠をもって当たるだろう。われわれはお互いに益となる関係のために力を惜しまない。われわれは友情を隣国や同盟国の主権に強いるようなことはしないし、われわれの主権は、売りに出されているようなものではない。
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