4. ジミー・カーター大統領就任演説(1977年1月20日)
私自身と国家のために、われわれの国家をいやすためにしてくれたことを前任者に感謝したいと思う。
この外側の肉体を使うセレモニーにおいて、われわれは再びわれわれの国の内面の精神的な力を証明したい。私の高校の先生であるジュリア・コールマンは、こう言ったものです「われわれは、変っていく時代に適応しなければなりません、ただし変わらない信条をもって」
ここ、私の前に1789年に最初の大統領が就任式に使った聖書があります。そして私は、私の母親が数年前にくれた聖書の時代を超越した古代の預言者ミカの忠告のところを開いて、就任の誓いをしたところです。
「神はあなたにお示しになった、何がよいことで、何を神はあなたに求めるかを。正しく行ない、慈悲を愛し、汝の神とへりくだって歩いて行かなければならない」(ミカ 6:8)
この大統領就任セレモニーは、新たな始まりを、われわれの政府の新たな献身を、そしてわれわれ全員の新たな精神を示している。大統領というものは、新たな精神を、たった一人の人しか提供しなくとも、それに気づいてほめたたえるだろう。
2世紀前のわれわれの国の誕生は、自由の長い探索のマイルストーンだった。ただこの国の建国者たちを興奮させた思い切った輝く夢は、いまだにその仕上げを待っている。私は新たに今日夢を見はじめようとはしていない、ただどちらかといえば、古い夢を新たに信じたいと思っている。
われわれの社会は、精神的にも人類の自由の点からみても、公に自らを定義した最初の社会だった。それがわれわれの社会を独特のものとしているユニークな自己定義である。しかしそれは、われわれに特別な義務を課してもいる。つまり義務が課されたときは、いつもわれわれにとってもっとも利益になるようにその道徳的な義務を引き受けるような義務を課すのである。
あなたがたは、私に大きな責任を負わせてくれた。あなたがたに近づくために、あなたがたにふさわしいものとなるように、そしてあなたがたがどういうものであるかを実証するために。一緒に新しい国家の、統一と信頼の精神を作り出そう。あなたがたの力は私の弱さを補うことができ、そしてあなたがたの知恵は私の間違いを少なくするようにできる。ともに学び、ともに笑い、ともに働き、ともに祈ろう、最後には当然われわれが勝利するだろうということを確信して。
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