われわれはみなヒーローのような夢をみる権利をもっている。われわれがヒーローなんていない時代に生きているのだという人々は、目のつけどころを知らないだけなのだ。あなたがたは、毎日工場の門を出入りするヒーローを見ることができる。他にも、数は少ないが、われわれみなそして全世界にありあまるほどの食料を生産しているものもいる。あなたがたはカウンターの向こう側でもヒーローに出会うことができる。そしてヒーローはカウンターのこちら側にもいるのである。自分自身やアイデアを固く信じて、新しい仕事や富や機会を作り出す起業家がいる。ヒーローたちは個人や家族であり、その税金が政府を支え、自発的な寄付が協会やチャリティや文化、芸術そして教育を支えている。愛国心は口にはださないが心に深くきざみこまれており、その価値観がわれわれの国の生活を支えている。 わたしはヒーローのことを第三者のように話してきたかもしれないが、私が言いたいのはあなたたちのことである。なぜなら私が話しているヒーロー、つまりあなたたち、この祝福された国の国民たちに向かって演説しているのだから。あなたたちの夢や希望、目的は、神に誓って、この政府の夢であり、希望であり、目的なのです。 われわれは、あなたの性格の大きな部分をしめている思いやりを人にもたらさなければならない。われわれは国を愛していながらその国の人を愛さないなんてことがあるだろうか、そして愛していれば、彼らが倒れていれば手をさしのべ、病気のときは看病し、彼ら自身でも十分と思えるほど機会を提供でき、そうすれば彼らは机上だけではなく実際に平等となるのではないだろうか? われわれは直面している問題を解決できるだろうか? 答えは、はっきり力強く「はい」といえる。ウィンストン・チャーチルの言葉を簡単に言いかえれば、私は世界でもっとも強い経済が崩壊するのをこの目で見るつもりでたった今宣誓したりはしないということだ。 |
美国总统就职演说日文版系列:第6篇
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