ロンドン発の映像は夕刻から生(なま)に切り替わる。仕事を終えてテレビに向き合い、そのまま未明までというスポーツ好きも多かろう。次は日中、高校野球ファンがそわそわする番である。「夏の甲子園」が始まる
来自伦敦的画面从傍晚开始就切换成了直播。想必很多体育迷在结束工作后就一直对着电视机直到天明吧。接下来轮到高中棒球比赛迷们在白天心神不宁的时候了。“夏季甲子园”即将拉开帷幕。
▼週刊朝日の増刊号に、興味深いデータがある。平成以降の23大会を集計すると、8回裏の得点が最も多いというのだ。次が9回表。終盤もつれるのは、疲れのせいだけではない。勝ちを急いでの四球や失策、勢いづいてのつるべ打ちなど、若さゆえの「心の振れ幅」が数字に透ける
▼在周刊朝日的增刊号上登载了意味深长的数据。对平成以后的23届比赛进行合计,发现第8局上半局的得分最多,其次是第九局的下半局。决胜盘双方僵持不下的局面不仅是因为疲惫。为急于取胜而打出的四个坏球、失误以及势不可挡的连续安打等等,从这些数字中反映出只有年轻球员才有的“心理波动程度”。
▼晴れの舞台には女神もいれば魔物も棲(す)み、両者が組んず解(ほぐ)れつとなるのが8回から9回らしい。負けたら終わりの戦いは、思わぬ頑張りを球児から引き出す。最後まで目が離せない理由だ
▼在公开场所上,如果有女神也有魔鬼,两者纠缠在一起,好像是第8局到第9局。失败了就被淘汰的比赛,是球手的意想不到的努力。这就是目不转睛直到最后的理由。
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