▼時は流れて冷戦時代の幕は閉じたが、核廃絶への歩みは遅々として進まない。米大統領選でも議論の低調ぶりが伝わってくる。雇用などの内政に追われて「核」はテーマにも票にもなりにくいようだ
▼时光流逝,冷战时代已经闭幕,但迈向核废除的脚步却迟迟没有挪动。在美国总统大选的辩论会上的争论也很低调的样子。他们忙于解决就业率等内政问题,而“核”这一主题既不能成为话题也很难拉动选票。
▼しかし、2人の候補はずいぶん違う。オバマ氏は「核なき世界」の理念を掲げ、ロムニー氏は核戦力の維持と最新化を唱える。国威が衰えたとはいえ、この国のトップが、世界を左右しうる最たる人物なのは変わらない
▼但是,2位候选人对待核的观点却截然不同。奥巴马氏提出了“无核世界”的理念,而罗姆尼氏却倡导维持核战斗力并不断加强。虽然国威大不如前,但是这个国家的领导人是可以左右世界的人物,这一点并没有改变。
▼こと核問題に限らず、中東にせよアジアにせよ、自分も投票できたら、と思う人は少なくあるまい。そのことへの想像力を、どちらの候補が持ちうるか。選ぶ米国の有権者にも、世界への責任の一端がある。
▼不仅是核问题,面对中东局势或是亚洲纷争,大概会有不少人想,如果自己也能投票的话就好了。哪位候选人能拥有对此事的想象力呢?美国的选民也肩负着一部分对世界的责任。
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