まで【迄】〔副助〕
1 体言・活用語の連体形・助詞などを受けて、事態の至り及ぶ時間的・空間的限界を示す。格助詞とする説もある。
2 活用語の連体形・副詞を受け、限界を示すことによって事態の程度を表す。ほど。「そうまでしなくていい」
3 体言や体言に助詞の付いたものなどを受けて、事態の及ぶ範囲が、ある限界にまで達することを示す。さえ。
4 体言または活用語の連体形を受け、それ以上には及ばず、それに限られる意を表す。だけ。…にすぎない。
5 (4から転じて)文末にあって確認・強調の意を表し、終助詞的に用いられる。現代語では、手紙の末尾などに、慣用句的に用いる。「とりあえず近況報告まで」Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)小学館 1988