私にとって、一番楽しいことは寝る前にゆっくり小説読むことだ。本に登場する人は、みんなそれぞれ人の夢のために絶えざる努力している。多くの困難があるが、決して諦めない。本の中には、とても美しい愛情があり、うらやましい友情がある。本の中には、明るい世界だけでなく、黒い世界もある。今までにいろいろな本を読んだ。大部分は先生たちのお勧めだった。半分以上は中国人の作品だが、別は欧米諸国のだ。もちろん、日本人の作家が書いた小説も読んだ。たとえば、村上春樹の書いた「ノルウェイの森」と「1Q84」、川端康成の書いた「伊豆の踊り子」などだ。本当に少ない。しかし、日本語を勉強し始めてからというもの、どんどん日本の小説が好きになりつつある。日本文学はだいたいきめ細かに描写している。特色がある。
最近は寝る前に「日本文学作品選読」という本を読んでいる。その本に乗っている話のほとんどはとても有名なものだ。その中で、深く印象に残ったのは「黒い雨」という小説だ。日記式の話のため、かなり真実味があるように感じた。作者は井伏鱒二という人だ。井伏鱒二は現代の小説家だと言われている。出身は広島県だ。彼が学生時代に書いた作品 「山椒魚」で有名だ。後に、原爆体験を基にした問題作品「黒い雨」で第十九回野間文芸賞を受けた。1989年、その小説は改作されて、映画になった。かなり人気があった。