穴の開いた傘を買うために、私たちは近くのデパートに入った。
「ごめんな。俺のために……」
「いいんだ。そのかわり、私の買い物にも付き合って。」
「ああぜんぜん構わないぜ。」
私の買い物にもお構いなしで付き合ってくれる彼。
きっとみんなにもこう笑顔を振りまく人だと思った。
買い物なんて嘘。あなたと少しでもそばに居たかった。いろんな事しゃべって、いろんな事知って、いろんな事知ってほしかったから。そんな中、私は一セットのレターセットを買った。
彼も一緒に買った。その後彼が「明日、学校休みだしまだ4時だから、これからどっか遊びに行かない?」不意打ちだった。
私の親は二人とも弁護士。最近は真夜中に帰ってくることが多い。
お兄ちゃんは、夜間のアルバイトだから、家にはいない。ちょっとだけならいいと思った。
「うん。いいよ。」
雨はやみ、すっかり青空がもどっていた。
私たちがまず行った所、それは近くのゲームセンターだった。
彼の推薦で行ってみた。
「長岡はさ、こんなところきた事ないだろ。」
「うん。でも面白そう。」
「そうか!よかった。実は俺も、ここ来たのははじめてなんだ。前から興味あってさ。」
「私も、特にプリクラとか……。」
私は笑いながら想像を膨らませた。
「じゃあ撮ってみるか。」
「うん。」
五台ばかりのプリクラの機械。全部に人が入っていた。カーテンが閉まっているが、そこからかすか見えた。ちょっと大人の人が、KISSをしながら、撮っているのだった。
彼もそれをみたらしい。
「ありえないな。」
「でもちょっとうらやましいかも……。はっ!!」
私はつい本音をもらしてしまった。すると彼が、
「おっ、俺トイレ行ってくるっ。」
何か慌てた彼。どうしたのかと思ったけれど、その時はあまり気に留めなかった。
私はその場で待っていた。あの時もらしてしまった言葉が、とても気にかかっていた。
彼に不快感を与えてしまったかのかもしれない。
私はその時、いい方法を思い出した。急いでかばんの中のペンケーズとさっき買ったレターセットを取り出した。そこにはただ四文字の言葉。
「好きだよ。」
初めて書いたLOVEレターだった。
二、初恋
因为买了把漏雨的伞,我们躲进了附近的商店。
“真不好意思,都怪我……”他心怀歉意。
“没关系的,不过,作为补偿,你陪我逛街购物吧。”我借机“刁难”。
“好啊,荣幸之至呢!”他满口应允。
我心中窃喜,能那么耐心而愉快的陪我逛街购物的他一定有着一颗善良而温柔的心。
其实让他赔我买东西实在是醉翁之意不在酒,目的只是想多和他待一会儿,多了解他一些。就是那天,我买了一叠信纸。
他也买了一叠。之后他突然说:“明天学校放假,而且现在才四点,咱们找个地方玩儿去吧。”
我父母是律师,最近常常深夜才回家,而哥哥也要外出兼职,我想,家里没人,稍晚会儿也没什么关系,于是便答应了下来。
这时雨也停了,天空又呈现出一片蔚蓝。
在他的建议下,我们去了附近的一个游戏中心。
“长冈,你以前肯定没来过这种地方吧?”他问。
“嗯。不过,似乎很有意思。”
“真的啊,那太好了。其实我也是第一次来这种地方呢。虽然老早就想要过来。”他说。
“我也是,我最想拍大头贴了……”我一边笑一边想象着我们一起拍大头贴的样子。
“咱们去拍大头贴吧!”
“好啊!”
可是五台大头贴机器都被占着。虽然有帘子遮着,里面的情景还是能隐隐约约地看见。稍微大点的人,在一边接吻一边拍,他好像也看到了。
“真是不像话!”他似乎有些看不惯。
“但是好羡慕他们啊……啊!”心里话脱口而出,连自己都吃了一惊。
“我——我去趟厕所。”他也难为情起来,一脸的慌张。他慌什么啊。虽然当时也这么想过,但是却没怎么放在心上。我站在原地等他回来,心中暗暗担心自己无心流露的话会令他不快。灵机一动,计上心来。迅速从包里拿出笔袋和刚买的信纸,然后在上面写下了平生第一封情书,四个字:“我喜欢你!”