私は普通の都立高校に通う高校二年生の長岡春香。
私と彼の出会いはもう四年前のことだ。
私はあまり目立たない性格なのでめったに笑わないし、めったに外に出ない。
私は、私に自信が持てなかったからだ。
もう桜が舞う季節。私の一番好きな季節。この春にある一つの物語が生まれた。
「あーあ。雨だよ。どうしよう。」
その日はとてもひどい雨の音が響いていた。
「家出る時は、ふってなかったのに……」
私はしばらく雨宿りすることにした。そこに
「おーい!長岡!!」
それは‘ただ’にクラスメートの、渡辺剣だった。
「ああ。渡辺君。」
「お前どうしたんだ?」
「ううん。傘忘れちゃって……」
「そっか。俺のに入れてやるよ。」
「えっ。でも……」
「いいから、いいから!早く早く!」
そういうと彼は私の手をつかんで傘に入れるとそのまま歩き出した。
「あ、渡辺君!この傘、穴開いてるよっ。」
「やべっ!」
そう慌てたあなたの顔を見て笑った。
「お前って笑うとかわいいな。」
「えっ?!」
そういってくれたあなたの顔、ことば、今も心に残る大切な思い出。
このときからだった。彼の見方が変わったのは。私の初恋だった。
恋人纪念日
我名叫长冈春香在一所普通的高中上学,是高二的学生。
结识男友已有四年。我不是那种张扬的性格,对自己也没什么信心,平时很少笑,也不经常出门。
时光流转,又逢樱花烂漫。这也是我最喜欢的季节,我们爱的故事就萌生于这个美丽而浪漫的春天。
一、相识
“啊,下雨了!怎么办?”那天的雨格外地大。
我决定等雨停了再走。这时,班里的一个叫渡边剑的同学叫住了我:“哎,长冈!”
“啊,渡边君!”
“长冈你怎么不走啊?”
“嗯,我忘了带伞了。”
“啊,这样啊,过来跟我共用一把伞吧。”
“哦,但是……”
“好了,好了,快来吧“,他这么说着,抓起我的手就把我拉进了他的伞下。
“啊,渡边君,你的伞漏雨啦。”
“呀!糟了……”
看着渡边君憨憨傻傻而又忙乱的表情,我忍俊不禁。
“你笑起来好可爱啊!”渡边君却并不在意。
“啊!是嘛?”我突然有些难为情起来。
那时你温暖的笑脸,温馨的称呼,已刻在我的心间,至今想来,犹在眼前。
那一刻,心花如大地初开,激起了我纯纯美美的初恋。