ようやく彼が帰ってきた。
「ごめんな。あっ、この機械あいたみたいだぜっ!さあ、撮ろう、撮ろう。」
あきらかにさっきと様子が違った。しかしこれも私は気に留めなかった。
一枚目。
さまざまなポーズをとった。しかしどれも彼は赤い顔をしていた。
また機械が人でいっぱいになった。彼が言った。
「俺のこと、剣って呼んで良いぞ。」
男の人を呼び捨てで呼ぶのなんて初めてだった。
「私も、春香でいいよ。」
男の人に呼び捨てで呼ばれるのも初めてだった。
すると機械があいた。その中に入ると彼はなかなか、お金を入れない。すると彼が
「これ、よんでみて」
彼の顔が真っ赤になっていた。そこにはさっき買ったばかりのレターセットがあった。
ゆっくり中をあけた。そこには
『すきです。』
私があなたにあげたい手紙と同じだった。
「俺とつきあってくれないか?」
私も彼に手紙を渡したすると彼は、
「コレって両思い?」
「みたいだね。」
「嘘じゃないよな?!」
「うん!」
私は今までにない笑顔で彼に笑って見せた。同時に涙がこぼれた。
彼がようやくお金を入れた。いっぱいとったが残り2ショット。
彼が少し近くに寄ってきた。するといきなり私をお姫様抱っこしたのである。
「カッシャッ」
シャッター音が響いた。そのまま撮られてしまった。
後一枚。
「それじゃあ最後の一枚は……姫のお望みどうりKISSプリでっ」
「カッシャッ」
びっくりした。しかし嬉しかった。
今も彼とは付き合っている。同じ高校に通っている。しかし私は遥かに変わった。
自分に自信を持つことが出来た。彼のおかげだった。
不一会儿,他回来了。
“让你久等了。唉,这个机器没人了。咱们到这儿来拍吧。”他说这话时的表情和刚才截然不同,只是我没有留意到。
我们拍了第一张。然后又摆了各种各样的姿势,拍了很多张,每一张里面的他都羞红着脸。
不一会,机器又被别人占了。这时他突然说:“以后你叫我剑就行了。”
直呼男生的名字对我来说还是第一次。
我说:“以后你也只叫我春香吧。”被男生如此亲昵地称呼也是第一次。不一会儿,又有了空机器,我们才进去拍照。但是他迟迟不投钱进去。愣了半天,他终于拿出刚才买的信纸:“你看一下这个。”说着,他又羞红了脸。他将信纸慢慢打开,上面的字展现在我的眼前。天哪!竟然和我给他的一摸一样,也是那四个字:“我喜欢你!”
“跟我交往吧。”他涨红了脸。
我将自己刚刚写好的信递了过去,他又惊又喜:“难道我们是两情相悦?!”
“看来是这样哦!”
“这不是在做梦吧?!”
“不是!”
面对着他,幸福的泪水夺眶而出,脸上却流露出从未有过的笑容。
他终于在机器里投了币,我们又拍了好多照片。最后只剩两张了,他靠近我,突然拥我入怀,那么小心翼翼,就像是在抱一个婴儿。
“喀嚓”一声,照片将这一瞬如实记录了下来。只剩最后一张了。他笑道:“最后一张啦,来一张小公主期待的接吻照吧。”
“喀嚓”一声,我吓了一跳。不过,心中却是满满的幸福。
现在我们仍在交往,并且在同一所高中。但是我却变了很多,变得自信了。这都是他的功劳啊!