拝啓 貴社ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素は格別のご用命を賜わり、心からお礼申しあげます。
さて、当社社員日経浩太郎は、貴社の営業課長Y田咲男氏に対し、大変非礼であった由、承りました。心からおわび申しあげます。ひとえに上司である私の不行き届きとおわびの申しようもございません。
すぐに参上しておわび申しあげる所存でございましたが、Y田氏がご出張中とのこと。お帰りをお待ち申しあげて、伺う所存でございます。
しかしながら、陳謝の念はつのるばかりでございますので、身勝手ながら、お手紙をさしあげる次第です。
今後はこういうことがないよう山崎に対しても、厳しい処置をいたしました。本人も深く反省しておりますので、どうかお許しのほどお願い申しあげます。私も身を戒め、心を引き締めて、専心努力していく覚悟でございます。
○月○日にはお帰りとのことでございますので、同日お伺いする所存ですが、とりあえず書中をもっておわび申しあげます。
敬具