むかしむかし、ある山に、お母さんザルと子ザルの親子が住んでいました。
很久很久以前,在一座山上住着猴妈妈和猴儿子。
この子ザルは子どもだと言うのにお酒が大好きで、こっそり人の家に忍び込んでは、お酒をなめていました。
这猴儿子虽说还是个孩子,可是却非常喜欢喝酒,常偷偷溜进人家家里喝酒。
これを知った猟師は、「酒を飲むとは、珍しいサルだ。酒をエサに、あのサルを捕まえてやろう」と、おけに酒を入れて、サルの通る道へ置きました。
知道了这件事的猎人想到「喝酒的猴子可真是少见啊。以酒做诱饵,抓住那只猴子」于是在木桶里装入酒,放在猴子通常经过的路上。
「くんくん。おや、いい匂いがするぞ」さっそくお酒の匂いをかぎつけた子ザルが、おけのところにやって来ました。
「呼呼。呀,好香啊」小猴子很快就闻到了酒香,来到木桶前。
「わあっ、お酒だ」子ザルは大喜びで、お母さんのところへ行って言いました。「あのね、山道にお酒があるんだよ」
「哇,是酒啊」小猴子欣喜若狂,跑到猴妈妈地方说道「那个,山路里有酒耶」
するとお母さんザルは、怖い顔で言いました。「駄目よ!それはお前を捕まえようとして、猟師がわざと置いたに違いありません。だからどんな事があっても、そのお酒を飲んではいけません!」
猴妈妈脸上写满恐惧,说道「不行!这肯定是猎人为了捉你,故意放的。所以不管发生什么事,都不要去喝那酒!」
でも、お酒の好きな子ザルは、我慢が出来ません。
但是,喜欢喝酒的小猴子实在是忍不住。
「一口だけなら、飲んでもいい?」
「就喝一口好不好?」
「駄目よ!」
「不行!」
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中日对照小猴子
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