孫のかわいさは絶妙の「距離感」によるという。血が引き寄せる親しみと、育てる責任のない気楽さの二重奏である。北朝鮮の国父金日成(キム・イルソン)主席も、「次の次」候補として金正恩(ジョンウン)氏に目をかけたと思われる
▼晴れて3代目となった氏は、11歳で死別した祖父のコピーを演じている。ふくよかな体形、髪形はすでに完成品、軍事パレードでの演説も、低い声や語り口が若き日の国父に重なった。ただ若さゆえか、原稿は棒読みで早口だった
▼顺心如愿地当上了第3代领导人的这一位正在演绎着在他11岁时死去之祖父的拷贝。肥胖的体型以及发型已然是现成品,就连在大阅兵仪式上的演讲,那低沉的声调以及语气再现了国父年轻时的风采。或许是因为年轻的缘故吧,拿着原稿照本宣科,语速稍嫌过快。
▼先代の金正日(ジョンイル)総書記は、国民の前では寡黙を貫き、肉声の記録は20年前の5秒間しかない。その遺訓に沿った演説内容ながら、いきなり大群衆の前で20分とは様変わりである。路線は父を継ぎ、スタイルは祖父をまねる。これが正恩流らしい
▼上一代领导人金正日总书记在国民面前一贯保持着寡言少语的风格,留下的语音记录只有20年前那短短的5秒钟。尽管这一次演讲是遵循其遗训的内容,可在大众面前的20分钟让人感觉到了其迥异的风格。路线上继承了父亲,而形象上模仿着祖父,这便是正恩派的风格。
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