▼退屈な冗舌もやりきれない。英国の作家モームの短編にそんな女性が出てくる。周りの辟易(へきえき)には気がつかない。「平凡きわまることを、釘を壁にハンマーで打ち込むように、他人の耳の中へと押し込んだ」(行方〈なめかた〉昭夫訳)。知り合いの顔が浮かんだ方(かた)も、おいでだろうか
▼枯燥无味的碎嘴子也真是难以忍受。英国作家莫姆的短篇小说中就出现了这么一位女子,对于周围旁人的不满全然不顾,就像是“拿着锤子往墙上钉钉子似的,把一些个极为家长里短的琐事愣生生地往别人的耳朵里灌”(行方昭夫译)。不知道有没有人立刻眼前浮现出与此相仿的熟人面孔。
▼あれこれ思いながら、先日の記事を読んだ。人を笑わせ、考えさせる科学研究などに贈られる恒例の「イグ・ノーベル賞」を日本人の研究者2人が受賞した。発明したのはおしゃべりを黙らせる装置。一台ほしい、という声があちこちから聞こえそうだ
▼带着这样那样的各种联想,读完了日前的一则报道。有2个日本研究人员获得了按照惯例专门授予一些令人发笑、使人思考的科学研究项目的“搞笑诺贝尔奖(Ig Nobel Prize)”。他们的发明是一台令那些碎嘴子保持沉默的装置。听说立刻从各地传来了希望有这么一台的呼声。
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