▼しかしシンデレラ物語ではない。東京へ誘いつつ菊田は言う。「君は越路吹雪のようにグラマーじゃない。宮城まり子ほどの個性もない。だからずっと脇役でいくんだね」。迷い悩み、それでも跳び込んだのは、本人の心意気を抜きに語れまい。
然而这并不是灰姑娘的故事。尽管菊田要请她到东京去,但是菊田也说“你没有越路吹雪那样的魅力,也没有宫城麻里子那样的个性,所以可能要一直演配角。”虽然迷茫苦恼,却还是踏入了演艺圈,除了她的胆识气魄,还能用什么来解释呢。
▼一代の当たり役、菊田の脚本による「放浪記」は演劇史上に輝く。41歳で主役の林芙美子役をつかみ、89歳まで演じた。人の世は移ろっても、人気は移ろうことなく、上演は2017回を数える。
她在由菊田的剧本改编的《放浪记》中饰演一个重要角色从而在戏剧史上大放异彩。从41岁担当主角林芙美子开始,一直演戏到89岁。虽然人世变迁,但她的人气依旧旺盛。这部戏她一生中共演出了2017次。
▼「げたを足にひっかけて、ぽーんと放って、鼻緒が上か下か、どう出るかわからない。私、明日というものは、こういうものと思っています」と本紙に語っていた。上を向いた鼻緒をひとつ舞台に残して、92歳の幕が静かに下りた。
她曾对本报说过这样的话,“脚上趿着木屐,一脚甩出去,木屐带是朝上还是朝下,是怎么出去的,完全不知道。我想明天就是这么回事儿吧。”舞台上还留着一只鞋带朝上的木屐,92岁的她静静地谢幕了。
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