同じことを見聞きしても、人によってまるで違うとらえ方をする。そんな愉快な作り話がある。ある企業が発展途上の地に靴の輸出を計画し、市場調査のために社員2人を派遣した。1人は「まったく見込みがありません。住民はだれも靴を履きません」と報告してきた。
对于同一件事的所见所闻,不同的人会有不同的看法。有这样一则有趣的故事。某企业计划往发展中地区出口鞋子,派了两名职员到当地进行市场调查。其中一人报告说:“完全没有可行性,因为那里的人都不穿鞋。”
▼もう1人はこう言ってきた。「無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴を持っていません」。『笑いのこころユーモアのセンス』(岩波書店)から拝借した話だが、2人が部下ならあなたはどちらを買うだろう。
而另一个人则这样说:“销售前景非常好,因为当地人都没有鞋。”这是《笑点幽默感》(岩波书店出版)中的一则故事。如果这两个人是你的部下,你会倾向于谁呢?
▼市場調査に冷徹な分析は欠かせない。しかし後者の、悪くいえば能天気、良く言えば前向き思考は捨てがたい。今の日本に欲しいのは後者のような元気者では、などと思ってみる。
这份市场调查中并不缺少冷静的分析。但是后者,往坏了说是过于天真盲目乐观;往好了说容易忽视前瞻性。我们可以试想一下,对于现在的日本来说,是否需要向后者那样乐观有生气的。
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