◎ 1:テンション
【間違い例】
太郎:テンション上がってきた!!!
ピーター:緊張してきたの?
[错误举例]
太郎:来劲啦!!!
彼得:你很紧张吗?
「調子がいい」「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」というときによく使われている言葉です。しかし、テンションとはそもそも「緊張」などを意味します。「テンション上がってきた!」「テンション高い!」なんて言っても、日本語に慣れている外国人にすら「すごく緊張しているの?大丈夫??」と心配されてしまいます。調子がいい!ということを伝えたいときは「energetic」「full of energy」という単語を使うようにしましょう。
这是在“状况不错”、“来劲了!!”的时候经常使用的单词。不过,tension原本是“紧张”的意思。就算你说“来劲了!”、“很兴奋!”什么的,不大了解日语的外国人只会担心你“是否十分紧张?要不要紧?”什么的。如果想要表达好状态,请使用“energetic、full of energy”等词汇吧。
◎ 2:フライング
【間違い例】
太郎:さっきの選手、フライングだったよね!
ピーター:そうだね、すごく速かったね!!
[错误举例]
太郎:刚才那个选手抢跑了吧!
彼得:是呀,跑得真快呀!!
陸上など、スタートの合図前に走りだしてしまったときによく使う言葉です。ところが、アメリカでは「フライング」=「~は速い」という意味。「さっきの選手ってフライングだよね?」と言っても「うん、すごく速かったね!」…と微妙に会話が成立しない状態になってしまいます。日本的な「フライング」を伝えたいときは「false start」と言いましょう。
这是在田径比赛信号枪发令之前抢跑时所使用的词汇。然而,在美国“flying”=“~很快”的意思。就算你说“刚才的选手抢跑了吧?”,对方也只会鸡同鸭讲地回答你“嗯,跑得很快呢!”想要表达抢跑意思时,请说成“false start”。
◎ 3:リベンジ
【間違い例】
太郎:明日、先輩に告白のリベンジをしようと思うの!
ピーター:殺しちゃダメだよ!
[错误举例]
太郎:明天想要回应前辈的告白!
彼得:不能杀人哦!
日本では「再チャレンジ」的なニュアンスでも使われている言葉です。しかし、リベンジとは本来「復讐」を意味します。ドラマや映画で登場するような「家族全員が不幸にされた…だからリベンジする!」というように、再チャレンジよりも重たい意味として使われます。リベンジよりもはるかに軽いニュアンスにしたいときは「Try again」「Give it another go」というフレーズを使いましょう。
这是在日语中作为“再次挑战”的意思所使用的单词。但是,revenge本来的意思是“复仇”。如同在电视剧、电影中出现的“全家遇害后找人报仇!”这样的情节,比起再次挑战有更沉重的含义。如果想表达这个词的话,请使用try again, give it another go。
◎ 4:ジャスト
【間違い例】
太郎:このお菓子、100円ジャストで買ったんだ!
ピーター:たった100円だったんだね。
[错误举例]
太郎:这些点心正好用100日元买的!
彼得:只有100日元啊。
「100円ちょうど」「11時ぴったり」などのニュアンスで使われている「ジャスト」も、実は間違った意味のまま使われている英語のひとつです。「ジャスト」の本当の意味は「たったの~」。つまり、「たったの100円!」「たったこれだけ!」という時に使われる英語です。「ちょうど100円だった」というニュアンスを英語で表現したいときは「Exactly 100 yen. 」というようにしましょう。
“just”用于“正好100日元”、“正好11点整”等时,事实上也是用错含义的英语单词之一。just原本的意思是“仅仅,只有~”。换言之,是在“只有100日元!”、“只有这些!”时使用的英语。如果想要表达正好100日元的话,请说成Exactly 100 yen.
◎ 5:サービス
【間違い例】
太郎:これはお店からのサービスドリンクだよ!
ピーター:奉仕のドリンク…?
[错误举例]
太郎:这是店里赠送的饮料!
彼得:廉价的饮料?
英語圏ではサービス=奉仕的な言葉のニュアンスです。そのため、日本で使われている「無料の~」といった意味合いを含んでいません。そもそも「サービス」という言葉は名詞なので、動詞的な使い方もしないのです。日本語的な「サービス」というニュアンスを表現にしたいときは「complimentary」「free」「on the house」などを使いましょう。
英语圈service=廉价的意思,而且并不包含在日本使用时所表达的“免费的”意思。原本service是一名词,不作为动词使用。想要表达免费的含义时,请使用complimentary, free, on the house吧。
◎ 6:カンニング
【間違い例】
太郎:テストでカンニングはよくないよね…。
ピーター:どんな詐欺テクニックだったの!?
[错误举例]
太郎:考试作弊不大好哟。
彼得:这是哪一种欺诈手法?!
日本ではテストなどでズルして答えをみることを「カンニング」と言います。しかし、英語圏で「カンニング」とはずる賢い、詐欺師レベルの悪賢さを意味します。そのため「テストでカンニングする」といった使い方はしません。テストでカンニングする…的なニュアンスを伝えたいときは「cheat on a test」と表現しましょう。
在日本考试时耍赖偷看答案叫做“cunning”。可是,在英语圈cunning表示奸猾,欺诈师那样刁钻的意思。因此“テストでカンニングする”这样的用法不存在。想要说考试作弊的话,请用cheat on test。
■ ニュアンスさえ伝わればイケるかもしれない英語
■会意即可表达的英语
◎ 7:サラリーマン
【間違い例】
太郎:きみのお父さんはサラリーマン?
ピーター:ん?ああ…まぁ…そうだね…!
[错误举例]
太郎:你的父亲是上班族吗?
彼得:嗯?啊,嘛,是的吧!
英語で「サラリーマン」という単語はありません。ですが、日本人が苦手としている「L」を正しく発音できたり、「My father is a salary man」と言ってニュアンスをうまくくみ取ってもらえたら伝わる可能性はあります。英語圏でサラリーマンと同じ意味を持つのが「office worker」です。もしも「What do you do?」と聞かれたら、「I work in an Office.」と伝えましょう。
英语里没有这个单词。不过却能表现出日本人不擅长的“L”的正确发音,那就有可能表达出“My father is a salary man.”的含义。英语圈与salary man意思相同的是office worker。如果被问“What do you do?”请回答“I work in an office.”吧。
◎ 8:チャック
【間違い例】
太郎:チャックが下がってるよ!
ピーター:え、…ああ、これね…!
[错误举例]
太郎:拉链没拉好噢!
彼得:呃,啊,是这个啊!
洋服の「チャック」も、英語圏の言葉ではありません。ただし、チャックという言葉だけでなくほかの単語などでうまくフォローすれば伝わる可能性があります。英語圏でのチャックは「zipper」です。
洋服的チャック一词在英语圈也是没有的。不过不止チャック,其他单词只要能较好地补充说明,那么就能让对方明白的。英语里拉链的说法是zipper。
◎ 9:リュック
【間違い例】
太郎:ぼくのリュックをとってくれる?
ピーター:あ…ああ、はいどうぞ!
[错误举例]
太郎:能帮我拿一下背包吗?
彼得:啊,啊啊,给!
こちらも英語圏では馴染みのない言葉のようです。「リュック」だけでは伝わりませんが、「サック」にはカバンという意味があるため、「リュックサック」と言えばニュアンス的に伝わる可能性があります。英語圏では「backpack」です。
这个也是英语圈内不怎么习惯的单词用法。虽然光说“リュック”无法沟通,不过由于“サック”有包包的意思,说成“リュックサック”的话就有可能让对方明白了。英语的正确表达是“backpack”。