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むかし、あるところに正直な若者がいてあったど。 あるとき、若者が田打ちをしていると、天から一羽の鶴(つる)がヒラヒラと下りて来たど。 很久以前有一个地方生活着一个正直的年轻人。 有一天,这个年轻人在犁田的时候忽然从天空中有一只白鹤落下来了。 どこか傷手(いたで)ば負うているらしく、飛んではよろめき、よろめいては飛んで、若者の足元まで来ると、ハタラハタラたおれたど。 白鹤好像哪里受伤一样踉踉跄跄地在天空中飞着,飞着奄奄一息地落到了年轻人的跟前。 よくよくみるど、羽さ一本の矢がささっていて、飛ぶにも飛べないことが分かったど。 若者は、その矢を抜いてやり、傷口洗ってやると、鶴はやっとのことで生気(せいき)ば吹きかえして、さも嬉しそうに羽鳴りばたてたど。
仔细一看,白鹤的一只翅膀中箭了,就是想飞也飞不起来了。 年轻人帮白鹤拔掉了剑清洗伤口之后,白鹤终于恢复了生气,高兴地拍打着自己的翅膀。 鶴は三度ばりぐるぐるど若者の頭の上ば飛んで、一声残して空さ消えてしまったど。 若者が一日いっぱい田打ちばして、星のペカペカする頃田から上がって行くと、家の門口(かどぐち)に知らない美しい姉(あね)さまが立っていて、 「お帰んなんす」 と迎えてくれたど。 そして、美しい姉は若者の妻になって、二人は幸せな生活を送っています。 話によると、その美しい姉は鶴の化身なんです。 白鹤在年轻人的头顶上盘旋了三圈,叫了一声之后消失在了天空中。年轻人把田耕完的时候,当天黑星星在天空中眨眼时,从地里回家时发现在门口站着一个美丽的女子。 “您,回来了。”我来接你了。 之后美丽的女子变成了年轻人的妻子,从此两个人就过着幸福的生活了。 据说那个美丽的女子其实就是白鹤的化身。 |
日本民话仙鹤妻子(中日对照)
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